半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『インセプション』を観ました。

2010-07-30 20:51:53 | えいがかんしょうの部屋
 人がもっとも無防備になる夢を見ている間に、潜在意識の奥深くに入り込み、貴重な情報を盗む“エクストラクト”。この危険な技術で世界最高の腕を持つ産業スパイのコブ(L.ディカプリオ)は、反対にアイデアの芽を潜在意識に植え付ける“インセプション”の依頼を受ける。このほぼ不可能とされる任務を成功させるため、コブは世界中からメンバーを厳選し、最強のプロフェッショナル集団を結成する。だが彼らがいくら周到に計画を立てようが、どれだけ優れていようが、計画を根底から揺さぶる“敵”の存在を、コブはひそかに感じ取っていた…。
goo映画より)(公式サイト

 話題作を、タダで観る機会に恵まれました 残念ながら吹き替え版でしたが。
上述の解説を読み、そしてCMを観た感じは、「わぁ、面白そう」と感じました。
実際、エクストラクト、インセプションの意味について、セリフがガンガン出てきます。この部分を観て思ったのは、「あれ 吹き替えで良かったかも」と・・・
この説明を字幕で必死に読んでたら、役者さんの顔観ている暇無いかも
序盤は、一通りの説明と、物語の中心であるメンバー集めが中心で、いよいよ「夢の中へ」ご招待です
こっからは、まあ目が離せませんね
理由は2つ。
一つは、とにかく展開が複雑で、見逃せないこと
「夢」に入って、その中で、また「夢」に入り・・・と、都合5構造くらいでしょうか
その時間感覚も違うし、その夢の中の行動や、立場が違うんで、しっかり追いかけてればかなり面白いですが、見失ってしまうと、チンプンカンプンかも
メンバーの中には、死にかけている人がいたり、夢に固執してて、現実に戻るのを躊躇している人いたり・・・
更に、主人公コブの亡くなった奥さんが、コブの意識から離れず、夢の要所で、コブに絡んでくるのが更に複雑にしているし、この2人が、何故こーなったのかってのも、この物語の一つの「謎」でした。
もう1点の楽しさは、その「夢」の世界観でしょうか
夢の世界、ある意味「何でもアリ」の世界を、見事な映像で魅せてくれます
現実で、水に溺れると、夢の中で洪水が起こる・・なんて微妙な世界の「つながり」を幾つも持たせてるのも興味深いですし

正直、俺自身も、物語が全て分かったかというと怪しい(ほど難解です)し、我らが(渡辺)謙さんの変化が若干唐突に見えたとこはありましたが、148分という時間を全くダレず、無駄なく、そして楽しく過ごせました
最後の最後のコマのカットも絶妙ですね。果たして、あの世界は「夢」なのか、「現実」なのか
ちゅうことで、謙さんの吹き替えは、当たり前ですが謙さんですで85点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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