『パーフェクト・ケア』を観ました。

　法定後見人のマーラ（ロザムンド・パイク）は、判断力の衰えた高齢者を守り、ケアすることが仕事だ。常にたくさんの顧客を抱え、裁判所からの信頼も厚いマーラだが、実は医師やケアホームと結託し高齢者たちから資産を搾り取る悪徳後見人だった。パートナーのフラン（エイザ・ゴンザレス）とともにすべては順風満帆に思えたが、新たに獲物として狙いを定めた資産家の老女ジェニファー（ダイアン・ウィースト）をめぐり、次々と不穏な出来事が発生し始める。そう、身寄りのないはずのジェニファーの背後にはなぜかロシアン・マフィア（ピーター・ディンクレイジ）の影が……。迫りくる生命の危機、まさに絶体絶命、マーラの運命は果たして――⁉
(公式サイトより)

　法廷後見人って聞こえはいいですが、マーラの行動は・・・こんなに酷いとは
オフィスの壁に、世話をしている人達の顔写真を貼り並べている時点で、人として見ていないようで嫌ですよねぇ
医者からして、病状だけでなく、家族構成とかプライベートな情報をダダ流ししているし、後見人に強引になった途端に、家宅捜索、金目のものを売る、家も売る・・・
こんな事しちゃっている人って、実際にいるんだろうなぁ・・・(という偏見)
しかし、ジェニファーは、何か違う・・・マーラは気づかないんだろうかって思うくらい・・・。
ただ、ジェニファーとロシアン・マフィアの関係性が分からなかったですね。実はジェニファーがマフィアのドンなどとも想像してましたが・・・。
最初こそ地味に奪回作成をしていたマフィア側ですが、キレてからは、「らしい」手荒い行動に出てきましたね。
あっという間に殺されちゃうと思いましたが、マーラの生命力は凄い
フランも生きてる　・・・って、マフィアのツメが甘すぎますよね
こっから、マーラ&フランの反撃が始まりましたが、ここでもマフィアの甘さ故、簡単に逆転されちゃいました。
しかし、ローマンから持ち掛けられた「儲け話」も利用し、更に成り上がるマーラ
・・・ではありますが、忘れちゃいけません。マーラたちも、ローマンたちも、「最悪」な奴らなんです
最後の最後に、マーラには天罰が下りましたが、いやいや、もっともっと下さないと、気が晴れません
ちゅうことで、裁判官は中立・・・・ですよねぇ・・・で70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません