半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『フリーランサー NY捜査線』を観ました。

2013-12-01 05:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 ストリート・ギャングから足を洗い、ニューヨーク市警(NYPD)の警官となったジョナス(カーチス・50セント・ジャクソン)。彼が目の当たりにしたのは、想像を絶するほど腐敗しきった警察内の汚れた実態であった。今は亡き父親の元相棒であるサルコーネ警部(R.デ・ニーロ)に目をかけられたジョナスは、サルコーネが仕切るドラッグ・ビジネスに加担し、自らも悪に染まっていく。しかしある日、父親の謎めいた死の真相を知ったジョナスは、サルコーネに反旗を翻し、たったひとりで巨悪との命がけの闘いに身を投じていく・・・。
公式サイトより)

 ジョナスと同僚2人・・・彼らがNYPDになったシーンから始まりますが、彼らが警官になった背景が最初から妙でした。
警官であった夫を亡くした女性の「遊び役」だったから・・・それだけじゃあ、理由は薄いなぁ・・と思ってたら、後半にその理由が分かるんですね。
(そうやって考えると、この女性の行動は、「他人を使って恨みを晴らす」というものであり、一番の黒幕だったりして
もともと、真っ当な生き方で警官になっている奴らじゃないので、腐敗したNYPDの世界に、いともあっさり身を投じ、更に調子に乗ってしまう・・・一人だけ、しっかり者が居て、ホッとしましたよ。
人種差別、ドラッグの裏運営・・・汚職だらけなので、ここで生きていくには、身を投じるしかないってのがねぇ
しっかり者の友達が主役で、こっから「清掃」が始まる・・・っていう王道の作品ではなく、汚職の中でののし上がり・・・を考えているワケでもなく・・・主人公ジョナスの意志がイマイチ理解できません
最終的にサルコーネから寝返ることに成功し、彼女ともヨリを戻しているような最後でしたが、彼の真意やいかに・・・
ロバート・デ・ニーロ、フォレスト・ウィテカー・・・彼らが、「悪に徹している」ってのも、最近では珍しいですよね
でも、それぞれの立場での「悪」が物凄く理解できる・・・さすがです
ちゅうことで、人種差別をしていた白人警官が、ある意味一番普通の警官に見えてきました・・・で50点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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