第１３戦　ベルギーＧＰ・決勝

　いやあ、物凄く面白かった

至るところでオーバーテイクが観れて、本当にスパは楽しい

特に後半セクション、物凄い下りの高速コーナーでの超接近戦は、見応えがありました

まずはトロロッソ勢。本家レッドブルよりいいペースだし、信頼性もある

ボーデ選手も、今回は見事だったと思います。おめでとうございます

アロンソ選手、ハイドフェルド選手も光ってました

ハイドフェルド選手は不振から脱却したのかしら

今回はやはり２強について、語らないとですね

スタート直後、コヴァライネン選手は脱落、更にトップのハミルトン選手もまさかのスピン

あっさり優位にたったフェラーリ、特にライコネン選手

彼らのマシンとソフトタイヤの相性もバッチリ、久々に力強いライコネン選手の速さを見ることが出来、「圧勝」と思ってました

しかし、２回目に変えたハードタイヤで、状況は一変。今度はマクラーレン・ハミルトン選手がやたら良いペースで追い上げてきます

そして、終盤、まさかの雨

ハードタイヤ＋雨によりペースが完全に落ちてしまったライコネン選手におそいかかるハミルトン選手。
ここでの２台の走りは、本当に見ててドキドキしました

バスストップ・シケインでの死闘、この話は後ほど

そして、１周後、今度は周回遅れのロズベルグ選手がスピンしたことにより、再び熱い戦いが

乱され、自らもスピンを喫すハミルトン選手、その混乱の２台を見事に縫ってトップに返り咲くライコネン選手。歓喜

だが・・・濡れた路面に足を救われたのは、ハミルトン選手だけでなく、ライコネン選手

しかも、バリアに激突、リタイア

いやあ、すごいドラマを見せてもらいましたよ

ただ、今朝になって、ハミルトン選手にペナルティ、２位で良いところがなかったマッサ選手が繰り上がり優勝ですってぇ

あのシケイン・ショートカット後の対応が問題だったって

う～ん、個人的な意見を言われてもらえば、この裁定は納得できません

シケインで意地を見せたライコネン選手のあおりで、エスケープに逃げるハミルトン選手、あれは仕方ないでしょ。
あそこで意地はったら、２台クラッシュですもん

で、その後ちゃんとライコネン選手にトップを明け渡していましたもん

確かに、明け渡した後、すぐスリップについて、１コーナーで抜き返したハミルトン選手でしたが

トップを明け渡す好意に、「どの程度」という明確なルールは無いワケで、ちゃんと一度は譲ったハミルトン選手に問題があるとは思えません。
更に言えば、あれはハミルトン選手のファイン・プレーだったと思うんですが、いかがでしょうか

２人のトップドライバーの、目まぐるしく変わるタイヤ、そして天気の中での、長時間の死闘を見られて、ホント満足なのに、レース後の裁定で、ちょっと水を差されてしまった気分

半熟オヤジの基地