半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ディスタービア』を観ました。

2008-11-09 07:50:53 | えいがかんしょうの部屋
 最愛の父親を事故で亡くして自暴自棄になったケール(シャイア・ラブーフ)は、学校で暴行事件を起こし、3ヶ月の自宅軟禁処分を受ける。
半径30mを超えると警察に通報される監視システムを足首に取り付けられ、自宅内で退廃的な生活を送るうちに、退屈しのぎに何気なく近所の覗き見を始める。
そんなある日、ケールは血まみれのゴミ袋を引きずる隣人を目撃する。同じ頃、付近では赤毛の女性ばかりが行方不明となる事件が多発。ケールはこの隣人に疑念を抱き・・・(公式サイトより)

 この作品、確か「裏窓」(ヒッチコックの映画)の盗作って訴えられてた作品ですよね
「裏窓」は面白かった 足を怪我して身動きできない主人公が、退屈しのぎに窓の外の隣人達の行動を覗き見するようになって、ある事件を目撃してしまう。
犯人に覗き見がバレた後のドキドキ・ハラハラ感は、今でも覚えてます
で、この映画。
最初に父親が死ぬシーンは、(主人公の自暴自棄を裏付けるシーンとはいえ)ちょっとやり過ぎなくらいです 派手にして観客を引きこみたかったんでしょうか
裏窓は足が不自由になった男でしたが、この主人公は、足に監視センサーを取り付けられるという設定。
半径30m以内という、ちょうど庭先くらいまでの行動範囲。アイテムは、携帯電話やビデオムービーなど・・・
この今風の設定もナカナカ面白いです
最初は引っ越してきたナイスバディの女性を覗き見しウヒウヒ言ってますが、別の隣人の怪しい行動に気付いてからは、どんどんサスペンス色が強まります
そうそうこのドキドキ感は、間違いなく「裏窓」で感じたあの感覚です
「裏窓」は終盤になって犯人に見つかってましたが、この作品は、結構中盤に見つかってしまいました
ただ、何せ警察からも「自暴自棄な男」と目をつけられちゃってるし、犯人も証拠を隠しまくってるだけに、ナカナカ事件解決に至りません
この辺の「引っ張る」展開も退屈しないし、逆に犯人が少しずつ主人公を追い詰めているようで、ハラハラします
最後は、別作品じゃねーかと思うくらいに怖い映画になってますが、最後までドキドキさせてくれました
「裏窓」では、最後「やっぱ覗き見は駄目よ」というオチ(主人公がもう一方の元気な足を骨折してしまう)がありましたが、この作品のオチは覗きを肯定してるのは、どーなんでしょうかね ま、笑えたけど
 最近やたらお目にかかるシャイア・ラブーフですが、なんで彼が注目を浴びているかは、正直まだ不明です
犯人役のデヴィット・モースは相変わらず良いですね キャリー・アン・モスもお母さん役ですかぁ・・・トリニティ(MATRIX)命だった俺としては複雑
ちゅうことで、盗作と言われてもこのドキドキは嬉しいで80点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 久々の店飲み | トップ | 『Genius Party... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

えいがかんしょうの部屋」カテゴリの最新記事