半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『頭文字D THE MOVIE』を観ました。

2006-04-15 20:03:03 | えいがかんしょうの部屋
 あまり前置きは要りませんね
しげの秀一の同名人気コミックについては、今まで日本でアニメ化され、映画化もされましたが、これは香港/中国映画として製作された完全実写版の作品です。
まず観て一番に思ったのが、あの長編、かつややマニアックな作品を、2時間弱という物語、そしてエンターテイメント作品として上手くまとめあげているなあと感じます
そりゃあ、漫画を読んでいる人、アニメを観ている人、そして車・走りが好きな人に対して100%満足させられる映画かと言われれば、答えは「NO」です。でもそれは仕方ないですよ。冒頭の通り、ある程度一般受けするために「エンタ路線」に振ってる訳ですから
 まあ漫画を知っている人としては、突っ込み所満開で楽しいのではないでしょうか?
文太がかなり飲んだくれだったり、イツキがサモ・ハン・キンポーみたいだったり、中里がさっぱり系だったり・・・
また、アニメが脳裏に焼きついている人にとっては、やはりMOVEの曲で始まり、バトルはEUROBEATノリノリでいってもらいたいものです。
でも、先ほど言ったとおり、それは「言いっこなし」です。
 逆に、暗い峠を街燈や工事の赤ランプなどで見やすく、分かりやすくしている点や、実写ならではの車の迫力などは、良くできていると思います。
「藤原とうふ店」や、車などは、モノとしては原作にかなり忠実ですし。
監督がアンドリュー・ラウ(インファナル・アフェアーなど)を作ってる人ですから、エンタ映画として頑張っていると思います。これがハリウッドだと、「ワイルド・スピード」風に派手・クラッシュ多数になっちゃうんでしょうね~
とはいえ、日本の漫画なんで、日本で製作して欲しかったという気もします
ちゅうことで、鈴木杏チャンも頑張ってて70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『クローサー』を観ました。 | トップ | しゃぼん玉 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

えいがかんしょうの部屋」カテゴリの最新記事