２０１１年第１２戦 ベルギーＧＰ・決勝

　雨が降らないスパも、充分面白い戦いでしたね
夏休みのインターバルでレッドブルが盛り返した・・・というような印象は無かったものの、今回もヴェッテル選手は勝利を手繰り寄せましたね
今までと違うのは、タイヤ交換が多い分（やたらブリスターが出来てたような）、しっかりコース上でオーバーテイクを繰り返したことでしょうか
ウェバー選手も抜きまくってましたね。アロンソ選手とのオー・ルージュでのサイド・バイ・サイドは、ゾクっとしましたよ
３位バトン選手、戦略が冴えてました。彼はホントにタイヤの使い方が上手ですよねぇ
同僚ハミルトン選手も相変わらずアグレッシヴでしたが、あの可夢偉選手との接触は・・・
見方によって色々と意見はあると思いますが、俺が見た感じでは、一応、可夢偉選手のザウバーはマクラーレンの横やや後方にいたところ、そのラインにハミルトン選手がかぶしてきたような感じがしました
レーシングアクシデントとして処理されたこと、そしてハミルトン選手が無事だったのがなによりです
アロンソ選手は、中盤とっても力強いレースでしたね。あの勢いで優勝すると思ってましたが、厳しい結果です。。
メルセデス勢も、ロズベルグ選手のスタートは見事でしたが、その後のペースはイマイチでした。逆に嬉しい驚きは、何といってもシューマッハ選手ですね
最後尾スタートということで、最初にミディアムタイヤを選択し、着実に順位をあげて、後半はソフトをつないでハイペースで、予選上位の同僚ロズベルグ選手さえも抜いてしまいました
ゴールドのヘルメット、次回モンツァでも被ったら、運が続くかもですね
可夢偉選手、そしてザウバーチームは、厳しい結果でしたね
運も悪い、ペースもイマイチ、前半戦で有利とされていたタイヤ戦略も立てられず・・・いい所ありませんでした。
しっかし、ハミルトン選手との接触の後、ＳＣが入ったのに、何故すぐにピットインしなかったんですかね
２周後に入ってるってことは、ステイ作戦でも無かったでしょうし、コミュニケーションミス
ドライバーズも、コンストラクターズも、このところ好調のフォース・インディアに抜かれちゃいそうです
次のモンツァ、そしてシンガポールは、ザウバーのマシンとは相性悪そうですし、うーん、鈴鹿まで、厳しい戦いが続きそうです