半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ダラス・バイヤーズクラブ』を観ました。

2015-02-28 06:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 1985年、アメリカで最も保守的とされるテキサス州で、HIV陽性により余命30日と宣告された男がいた。男の名前はロン・ウッドルーフ。同性愛者でもないのになぜ!?と怒りを周囲にぶつけるロン。『ジャイアンツ』『武器よさらば』などで知られる俳優ロック・ハドソンが実はゲイであり、エイズに冒されたという当時の報道は、驚きと共に、ゲイ=エイズという盲目的な偏見に拍車をかけた。自ら宣告を受けたロンの反応も同じだった。そこから、政府や製薬会社を相手取り、生きるためのロンの闘いが始まる。
公式サイトより)

 実話です
当時のHIVに対する「偏見」というのは結構なモノでしたよね・・・。
バスケット界のスーパースター、M.ジョンソンのドキュメントでも、本人がかなり辛い思いをしたようですし・・・
ロンも、その渦中に突然放り込まれた状況ですが、彼の意思は強いですね
自分で様々な資料を読んで勉強をするだけではなく、自ら未承認の薬を使用していきます。
あんなに遊び好きで、酒と女に溺れていた彼が、スーツを着こなし、必死に本を読み、可能性を探る姿・・・凄いです
ついでに、声高々にアピールし、事業を営んでしまいます。
リスクは当然あるものです。会費を払って、その会費で新たな薬を探しにいく・・・
当然、承認していない団体・医師はあの手この手を使って、この事業を攻撃していきます。
腰の重い世間と、一人で試し、行動するロン、どちらが早く動けるかは明白です。・・・ただ、かなり孤独ですし、辛い戦いです
結果的に宣告された余命を上回る一生を全うし、そして世間を動かしてしまった・・・
主演のマシュー・マコノビーが、21kgも減量して挑んだ実話は、強烈な説得力を生んでいました。
ちゅうことで、人間の生き様は、「強い意志」である・・・で85点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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