半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』を観ました。

2016-03-12 06:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 1939年、イギリスがヒトラー率いるドイツに宣戦布告し、第二次世界大戦が開幕。
天才数学者アラン・チューリング(ベネディクト・カンバーバッチ)は、英国政府の機密作戦に参加し、ドイツ軍の誇る暗号エニグマ解読に挑むことになる。エニグマが“世界最強”と言われる理由は、その組み合わせの数にあった。暗号のパターン数は、10人の人間が1日24時間働き続けても、全組合せを調べ終わるまでに2000万年かかるというのだ――!
暗号解読のために集められたのは、チェスの英国チャンピオンや言語学者など6人の天才たち。MI6のもと、チームは暗号文を分析するが、チューリングは一人勝手に奇妙なマシンを作り始める。子供の頃からずっと周囲から孤立してきたチューリングは、共同作業など、はなからするつもりもない。 両者の溝が深まっていく中、チューリングを救ったのは、クロスワードパズルの天才ジョーン(キーラ・ナイトレイ)だった。彼女はチューリングの純粋さを守りながら、固く閉ざされた心の扉を開いていく。そして初めて仲間と心が通い合ったチューリングは、遂にエニグマを解読する。
公式サイトより)

 実在したイギリスの天才数学者、アラン・チューニングの伝記的作品(脚色あり)だそうです
エニグマの解読って物凄いというのは、劇中や、冒頭の数字を見れば明らかですよね。
当時は、人間の「脳」で勝負するしかないので、「ソコ」に長ける天才たちを呼びよせての極秘任務が始まりました。
(遅刻してきて、あれよあれよという間に参入したジョーンは、なんか変でしたが
それぞれの「脳」で何とかしようとするけど、到底無理なミッション・・・その中でアランは、ひたすら何かの「メカ」を作るのに必死です。
ここの孤立感も独特ながら、彼を支えようとするジョーン、そして、実は彼と昔・・・のクリストファーの存在・・・この辺の人間関係が微妙ですね
 この独特な「メカ」が、後のコンピューターであり、人工知能に・・・思わず、鑑賞後、彼の情報をネットで勉強しちゃいました
メカが真価を発揮し、Uボートや、ドイツの艦隊の位置特定が出来ましたが、大きくソコでかじ取りを変えない・・・という判断は重いですね。
「戦地に兄がいるから、情報開示を」という科学者の気持ちを組めないのは、ちょっと哀しいです
戦争が終わり、極秘であった彼らには、勲章も名誉も残らず、一切の資料や情報を封じ込まれて解散・・・
脚色は色々とあるのでしょうが、こういった事実は必ずあるんでしょうね・・・
ちゅうことで、カンバーバッチさん、いいですねぇ・・・で75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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