半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』を観ました。

2018-08-05 05:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 2012年のある夜、今は空き家でだれも寄り付かないはずのナミヤ雑貨店のシャッターに突如1通の手紙が落とされた。それは1980年からの悩み相談。そう、この雑貨店の店主・浪矢は、かつて商売をしながら、客の悩み相談に回答していたのだった。
シャッターの郵便受けに入れられた手神への回答は、翌日店の掲示板に貼り出され、そして深刻な悩みについては店の牛乳箱にひっそり入れられていた。
偶然にもその夜、店には敦也・翔太・幸平の3人組が忍び込んでいた。ある理由で女性起業家を襲った3人は、店で一夜を明かそうとしていたのだ。
公式サイトより)
 東野圭吾さん原作の作品です
3人の少年が、単純に「空き家に隠れよう」とばかりに入った古い雑貨店・・・まだ書籍とか(この店・家の)生活感がちょっと残っている場所に入る「勇気」にビックリです。
更に彼らは、家の中のものを物色するうち、この雑貨店で行っていた「手紙交換」(と言っちゃいます)のルールに興味を持ち、思わずその「交換」をしちゃいます
浪矢さんの「返信」はさそがし慕われていたんでしょうね・・・彼に手紙を投函する人々の「悩み」の内容を聞いていると、つくづくそう感じます。
・・・しかし、この子供3人衆の返信は、かなりツレないモノです。悩める人に対して、厳しい言葉を投げかけます。遊び半分ですわな
そんな彼らの「回答」を受けた人たちの話が、ショートストーリーって感じで続きます。
手紙交換そのものが「時代を超えている」設定である故、その後の3人、そして回答を受けた人たちも「時代を超えて」繋がっているのが面白いですね。
しっかり相関図みたいなものを頭に浮かべて見ると、(若干の矛盾点はあれど)より楽しかったり
肝心な「浪矢さん」があまり出てこないんだけど、波矢さんの「運命の日」にタイトルである「奇蹟」が起こる・・・って、ちょっと盛り上げすぎのような
冒頭、ワケの分からなかった3人の「事件」に対する行動に戻り終幕・・・あれぇ、最後の最後はあれでおしまい  もうちょっと見せてよう
ちゅうことで、あの3人がとった行動で起こる「将来」、そのifも見て見たい・・・で70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません



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