半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『窓辺にて』を観ました。

2023-10-28 03:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 フリーライターの市川茂巳(稲垣吾郎)は、編集者である妻・紗衣(中村ゆり)が担当している売れっ子小説家と浮気しているのを知っている。しかし、それを妻には言えずにいた。また、浮気を知った時に自分の中に芽生えたある感情についても悩んでいた。ある日、とある文学賞の授賞式で出会った高校生作家・久保留亜(玉城ティナ)の受賞作「ラ・フランス」の内容に惹かれた市川は、久保にその小説にはモデルがいるのかと尋ねる。いるのであれば会わせてほしい、と…。
(公式サイトより)

 茂巳と紗衣、とっても素敵なウチに住んでいるし、会話も「アツアツ」ではないけど、お互いに気遣いがあって・・・
その茂巳が、久保のインタビューしてから、この2人の「微妙な関係」が前半続いてて、俺、結構そこを見入ってしまった感があります
久保が、(自分の小説をしっかり読んでて、そして自分に興味を持ってくれている)茂巳に、とっても興味を持っちゃったんですね。
茂巳は、最初こそ、ただただ振り回されているだけかと思ってましたが、彼女に興味を持っている一因として、自分と妻の関係があったんですね。
「気持ち」とか「感情」というのを、何で表現するのか どう表現するのか
飄々としている茂巳なんだけど、その飄々としている、できている自分に、とっても悩んでいますね。
彼が小説を書かない理由、なるほどねぇ・・・彼なりの「愛し方」なんですね。
・・・なんだか深いなぁ
でも、紗衣も、そんな茂巳の性格を知って結婚したんじゃないのかなぁ・・・
彼女も不器用だった・・・と思います。「言葉」が欲しかったってコトですもんね
でも、荒川が届かない「関係」が、ソコ(茂巳と紗衣)にあった・・・と思いました。
ちゅうことで、(稲垣)吾郎さん、とっても適役に思えました。まんまって感じ・・・で、70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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