半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ジョナサン ふたつの顔の男』を観ました。

2020-06-14 11:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 規則正しい生活を送る内向的なジョナサン(アンセル・エルゴート)。毎朝7時に起きて、ランニングをし、パートタイムの仕事へ行く。一人で食事を取り、毎夜7時までには就寝する。なぜなら彼は、ひとつの身体にふたつの人格をもっているから。もうひとりは、ジョナサンとは正反対の性格の青年ジョンだ。
彼らは、ナリマン博士(パトリシア・クラークソン)の手により、脳内にタイマーを埋め込み、互いが12時間で切り替われるよう正確に設定していた。毎夜7時から午前7時までがジョンの時間だ。
嘘はつかない。なんでも話すことをルールとして挙げ、ビデオメッセージを通して日々の行動について、どんなに些細で取るに足らないようなことまでも逐一報告し合っていたふたり。他人との交流は最低限にとどめるなど、日々の生活は制限されてはいるものの、順調のように見えた。
しかし、ジョナサンが探偵のロス(マット・ボマー)を通じて、ジョンがエレナ(スーキー・ウォーターハウス)という女性と密かに交際にしていることが発覚したことをきっかけに、ふたりの歯車が狂い始めるー。
(公式サイトより)

 全く予備知識なく、かつ寝ぼけ半分で鑑賞開始したのですが、物語が全く分からず・・・まあ、毎度の事ですが・・・
慌てて公式サイトで冒頭の解説を読んで、初めてジョンとジョナサンの二重人格ってのが分かりました。情けなや・・・
日中、テキパキと仕事をこなし、整理整頓されて部屋に戻り、早々に寝るジョナサン、翌朝起きると、(夜中に活動している)ジョンからの「今日の出来事」を語るビデオをチェックし、再び規則正しい日中生活を送る・・
この設定は面白いですね。脳内に埋め込まれたタイマー(二重人格切替装置とあえて呼ぼう)の仕組みが分からないけど、こういったアイテムが出来ちゃうと、昨今の多重人格を扱った物語は、しっかり時間管理されちゃうから、ドキドキ度は減っちゃいますね
で、この話の特徴の一つなんだけど、両極端であろうジョンとジョナサンなれど、ジョンのほうの生活がほとんど出てこないという点があります。
一応、ビデオで翌朝のジョナサンに報告はしているけど、感情が激しい理由はあまり語られないし、そもそもジョンに対して、真実を語っているのかも分からない・・・ちょっと怖いですね。
そんな「謎」が多いジョンに対して、ジョナサンも黙ってはいなくて、色々と「探り」を入れてしまってます。その最大のモノは、エレナとのお付き合いですかね
少しずつ、ジョナサンのほうは、振り回されているように見えてきます。
ジョンは相変わらず。途中では交信を断ってしまうし、その割には、カウンセラーのミナには全てを話していそうな雰囲気・・・
後半は、ミナまでも振り回されてしまってて、結末が全く読めない展開になっちゃいました
ラストは・・・「一つの人格になった」というのは分かりましたが、ジョナサンが退いた風にも見えるし、ジョンが征服したようにも見える・・・謎です
ちゅうことで、エレナ争奪戦みたいな軽い展開でなかったのが意外・・・で、50点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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