半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ブレードランナー2049』を観ました。

2018-08-26 18:54:43 | えいがかんしょうの部屋
 2049年、貧困と病気が蔓延するカリフォルニア。 人間と見分けのつかない《レプリカント》が労働力として製造され、人間社会と危うい共存関係を保っていた。
危険な《レプリカント》を取り締まる捜査官は《ブレードランナー》と呼ばれ、2つの社会の均衡と秩序を守っていた―。
LA市警のブレードランナー“K”(R・ゴズリング)は、ある事件の捜査中に、《レプリカント》開発に力を注ぐウォレス社の【巨大な陰謀】を知ると共に、その闇を暴く鍵となる男にたどり着く。彼は、かつて優秀なブレードランナーとして活躍していたが、ある女性レプリカントと共に忽然と姿を消し、30年間行方不明になっていた男、デッカード(H・フォード)だった。
いったい彼は何を知ってしまったのか?デッカードが命をかけて守り続けてきた〈秘密〉―
人間と《レプリカント》、2つの世界の秩序を崩壊させ、人類存亡に関わる〈真実〉が今、明かされようとしている。
公式サイトより)

 前作「ブレードランナー」は1982年公開作品ですか
もちろんチェックはしていますが、なにせかなり昔に観たので、H.フォード主演、印象的な未来社会、そして、何といっても、ルドガー・ハウアーの強烈なキャラが印象に残っています。
ただ、物語はあまり覚えていませんでした・・・
で、この作品を見始めたのですが、最初こそ、ただただ(更に荒廃した)社会、そしてレプリカントという存在になつかしさを感じていたものの、肝心な物語がイマイチ理解できず・・・
序盤、2回ほどシーンを戻してみたものの、それでも理解不能・・・仕方なく、一時停止して、前作の内容を頭に叩き込むことにしました。
でも、これが大正解です。この作品は、想像以上に、「続編」たる物語でしたね。
あるレプリカントの家の庭から発見された女性の骨・・・なんとこの骨はレプリカントで、妊娠していたという真実・・・
「続編」というのを最初から叩き込んでいる人からしたら、すぐにピンときちゃうのかも知れませんが・・・
主人公たる「K」、R.ゴズリングですから・・・と期待したものの、前作のH.フォードのような格好良さが無くて、ホログラムの女性と暮らしてて・・・なんだか暗い・・・
だけど、今回は、ヒーローという立場ではなく、あくまで大きな謎を知ってしまった、一人のレプリカントの話なんで、ヨシとしましょう
断片的に出てくる「夢」しかり、「木馬人形」しかり、鍵となるものが点在し、少しずつつながる展開は、おバカな俺でも分かりました。
・・・で、3時間という長い時間、この作品を観て、やっと、やっと、前作も含めて思い出しました
このシリーズは、強烈な「世界観」があるし、魅力的なキャラ(&役者さん)に目が映りがちでしたし、実際に前作の記憶がそんな状態であったのは確かですが、まぎれもなく「純愛」作品でしたよね
かなり興行成績としては悪かったというニュースを耳にしましたが、立派で、かつド正当の「続編」であった・・・と思いました
ちゅうことで、俺もJOIが結局、欲しかったりします・・・で80点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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