半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『沈黙の艦隊』を観ました。

2023-10-07 14:27:24 | えいがかんしょうの部屋
 日本の近海で、海上自衛隊の潜水艦が米原潜に衝突し沈没した。艦長の海江田四郎を含む全76名が死亡との報道に衝撃が走る。だが実は、乗員は無事生存していた。事故は、日米政府が極秘に建造した高性能原潜〈シーバット〉に彼らを乗務させるための偽装工作だったのだ。米艦隊所属となったシーバット、その艦長に任命されたのが海自一の操艦を誇る海江田であった。
ところが、海江田はシーバットに核ミサイルを積載し、突如反乱逃亡。海江田を国家元首とする独立戦闘国家「やまと」を全世界へ宣言した――。
やまとを核テロリストと認定し、太平洋艦隊を集結させて撃沈を図るアメリカ。アメリカより先にやまとを捕獲すべく追いかける、海自ディーゼル艦〈たつなみ〉。その艦長である深町は、過去の海難事故により海江田に並々ならぬ想いを抱いていた……。
(公式サイトより)

 「モーニング」に連載されていた、かわぐちかいじさんの同名大ヒットコミックの、実写化作品です
今もコミックは持ってます。夢中になってコレクションしてましたし、OVAもチェックしていました。
連載時から20年以上経ってるんですよね・・・このスケールのデカさは実写化が困難って言われてましたが、昨今のVFXだとできちゃうんですね。
鑑賞前にコミックを復習できなかったので、細かい物語は忘れてましたね。
なんとなく、シーバットに海江田連中が乗り込むところまでは覚えてましたが・・・確か、「YAMATO」って艦に書き込んだような記憶がありますが、今回は無かったですね
今回、一番記憶に焼き付いたのは、やはり、海江田艦長(元首)ですかね
あの「戦略家」たる「不気味」な表情はコミックとは少し印象違いますが、いい雰囲気出してます。さすが大沢(たかお)さん
彼を追う深町は、観る前は「(玉木宏さんでは)線が細すぎてイメージが違う」と思ってたんですが、こちらも観ていくとこの作品の中では違和感を感じなくなりました。
・・・ということで、両雄、作品オリジナルとして、強烈な個性を出してて、これは良かったと思います。
(その他のキャストは、何人か違和感を感じた人もいましたが・・・)
で、「潜水艦モノに外れなし」という言葉、この作品にも贈りたいと思います
潜水艦の戦いは幾つも他の作品で観ているものの、コミックで描かれていた戦闘は「へぇ~」と唸ってました。そのテイストもしっかり再現されていると思いました。
第七艦隊があまりにも無能過ぎて、その点は若干興ざめしましたけどね
もっともっと物量でぶつかって欲しかったけど、VFXが超大変になるんでしょうね。
物語のほうは、そりゃあ、2時間の尺でコミック全てを描くのは到底無理ですから・・・「やまと」宣言、そして日本に向かうというところでの区切りは、続編に期待を抱かせます
ちゅうことで、大沢さんがコメントしていた「相当な問題作」続けて世界中に広めて欲しい・・・で、75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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