半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『麦の穂をゆらす風』を観ました。

2007-11-10 09:44:55 | えいがかんしょうの部屋
 長年、イギリスの支配下となっていた1920年アイルランド。独立を目指し共に戦った若き兄弟テディ(ポードティック・ディレーニー)とデミアン(キリアン・マーフィ)。やがて両国の間に講和条約が締結されるが、独立とはほど遠い内容にアイルランド人の間にも賛成・反対の対立が生まれ、ついに兄弟もそれぞれの道を歩み、敵対してしまう…

 映画を観る前に物語のあらましを予習しましたこの手の映画は眠くなりそうな気配だったんで
冒頭から、主人公達が弾圧されているシーンが多く、彼らの独立に対する思いの強さがこちらに伝わってきます
愛する者たちを汚され、アイルランドを離れて医者を志す予定だったデミアンも、ついに兄と手をとり、激しいゲリラ活動に身を投じてしまいます。
やがて実を結びイギリスと停戦→終結となって、THE END
…いや、まだ時間が早すぎます
この講和条約の内容を巡り、一致団結していた主人公達の間での分裂が起こり、ついには、お互い敵対抗争に発展してしまいます
愛する者達を守ってきた人々、そして今回分裂した各々も、思いは「愛する人を守る」というもの、そんな残酷な運命の結末は、ラストシーンに全て現れてしまいます
テディに処刑されてしまうデミアン、展開は読めていたものの、なんとかハッピーにならないのかなぁ…と心の中で願っていましたが…
ちゅうことで、後味が悪いのは仕方ないよねぇ…で65点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『トンマッコルへようこそ』... | トップ | この腰なんとかしてくれぇ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

えいがかんしょうの部屋」カテゴリの最新記事