半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『U-571』を観ました。

2023-02-26 05:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 1942年、第2次世界大戦中。北大西洋上でドイツ海軍のUボート、U−571が故障して停泊しているという情報を得た米海軍は、敵軍の暗号解読機をひそかに奪取する作戦を計画。米海軍の巡洋潜水艦S−33は敵の友軍である補給潜水艦に偽装して、U−571に接近。S−33のタイラーたちは敵艦を乗っ取り、解読機の奪取に成功。だがS−33は敵に撃沈され、タイラーたちは不慣れな敵艦のU−571で敵陣脱出を図る事態に。
(wowow番組紹介より)

 2000年公開の作品です
当時、DVD発売を機に購入し、鑑賞済ですが、DVDは売ってしまい、久しく観てませんでしたが、今回、4K放送(多分、アップコンバートでしょうけど・・・)していたので、録画鑑賞してみました
前に、「潜水艦モノは外れなし」と言われてたのを記憶してて、当時も、「面白かった」という印象でした。
今回観てまず思ったのは、「U-571のクルーの軟弱さ」ですね
ホームグラウンドである艦内で、相手は、艦内もろくに知らないし、銃もろくに使えていない奴らなのに、しっかり隠れて待ち伏せしていても、撃たれ負けているって、どんだけアホなんだろうか・・・と思いました
あっさりU-571を乗っ取って作戦成功・・・と思いきや、今度は主人公たちのホームグラウンドである偽装艦S-33が撃沈されちゃうっていう情けないオチ
まあ、こんなグダグダな序章があったから、「慣れないU-571で敵から逃げ切る」という本作の見所がスタートできたんですけどね・・・
その「見所」は・・・やっぱ面白かったですよ
比較的、短時間でU-571の操舵をモノにしているのは、まあ突っ込まないとして、そもそものポンコツ艦、そしてガンガン攻められて窮地に陥りまくりの状況で、何とか「策」を練って、遂行する・・・
かなりの犠牲を出したし、その犠牲の中には、急遽艦長となったタイラーの「非情な判断・指令」があったのも事実ですが、他に策があるとも思えないですもんね
ラスト、あんな場所で、ボート一隻で人力で漕いでいるってのも、かなりの絶望的な状況だけど、あそこまで来たら、バットエンドは成り立たないから、ま、無事生還ってのでいいんじゃないですかね
突っ込みばっかりしましたが、映像は迫力ありますし、4Kアップの恩恵もあったと思います
ちゅうことで、ジョン・ボン・ジョビの俳優デビューも話題でした・・・で、70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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