半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『前科者』を観ました。

2022-06-19 11:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 ふたつの仕事をかけ持つ阿川佳代(有村架純)、28歳。コンビニ勤務は至って平穏だが、もう一つの務めは波乱に満ちていた。
元受刑者の更生を助ける保護司という仕事で、国家公務員だがボランティアのため報酬は一切ない。
それでも阿川は、次々と新たな問題を起こす前科者たちを、「あなたは崖っぷちにいます!」と厳しく叱り、「落ちたら助けられなくなります」と優しく励ます。
「もっと自分の人生を楽しめば」と周りには言われるが、何があっても寄り添い続ける覚悟に一点の曇りもなかった。
そんな中、阿川は殺人を犯した工藤誠(森田剛)を担当することになり、懸命に生きる彼を全力で支える。
ところが、工藤は保護観察終了前の最後の面談に現れず、社員登用が決まっていた自動車整備工場からも悠然と姿を消す。
折しも連続殺傷事件が発生、捜査線上に工藤が容疑者として浮かぶことで、これまで阿川が隠してきた過去や、「保護司になった理由」が明かされていく。
置いてきた過去に再び向き合う工藤、彼を信じその更生に全力を注ぐ阿川。
二人がたどりついた先に見える希望とは?
(公式サイトより)

 元はコミックなんですね。wowowでドラマでやってたのを知ったのが最初でした。
保護観察の身の人を見て回る人という存在は聞いたことがありましたが、それが「保護司」っていう名前だったと知ったのは、恥ずかしながら今回でした
ちゃんと状況点検をして、ラジオ体操のスタンプみたいな確認印を押して・・・
ただ、これが、ボランティアってのは衝撃でしたよね。こんな大変な仕事で、お給料出ないってのは・・・正直理解できませんでした。
でも、阿川さん、コンビニでの仕事より、生き生きとしてる。自転車漕いでいる姿も明らかに違いますし
最初は、様々な受刑者との会話が観れました。それぞれの過去があるんだけど、「今」に向き合って生活しているのが分かりますし、それを微力ながら支えている阿川の存在もとっても感じます。
工藤に対しても、彼女の一貫した接し方は変わらずでした。工藤自身も、阿川と接して、いい感じになってきてましたよね。
しかし、彼、そして彼の家族にとっては、まだ「事件」は終わってなかったんですね
ちょーーーっと厳しい工藤兄弟の過去・・・見てて辛いですね(音楽も切ない)
阿川、そして、工藤をマークしている警視庁の連中が、それぞれの立場で、工藤を探しています。警視庁の動きが、一番エグイというか、ズルイというか・・・まあ組織行動ですからね
事件は呆気なく終わってしまいましたが、その後ももうひとひねり・・・
阿川は、立場以上の言葉を発していますね。まあ、この言葉に工藤が動かされているので、良かったと思うしかないですね。
森田(剛)さんの演技を初めて観ましたが、ちょいと引き込まれましたね。びっくりです
ちゅうことで、ラーメンを二人で食べる日を想い・・・で、75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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