半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』を観ました。

2015-09-22 21:45:00 | どらまの部屋
 秩父、ある夏の日。
自宅でテレビゲームに夢中になっている、引きこもりの高校生・宿海仁太(村上虹郎)の前に、忘れたい、でも忘れたことなんて一度も無かった少女が突然現れた。
「ねぇ、じんたん!」
 懐かしいあだ名を呼ぶ少女は幼なじみの本間芽衣子(浜辺美波)。あり得ない。だって、彼女は…“めんま”は、あの夏の日に死んでしまったはず…。
 でも認めないわけにはいかない。“めんま”は、あの夏の日と同じ白いワンピース姿で、ちょっと成長した姿で、幽霊として仁太の前に現れたのだ。
 “めんま”によれば、生きている時にやり残した願いがあり、心残りで幽霊として戻ってきた、と言うのだ。
しかし肝心な願いの内容は覚えていないらしい。
番組紹介サイトより)

 もう4年前になるんですね・・・「ノイタミナ」アニメ枠で全11話でやってたものの「実写化」作品です(アニメ版感想)。
実写化・・・というニュースを聞いた時、ファンなら、誰もが思うこと・・・「本当に大丈夫かな」ということ。
好きな作品はどーしても「思い入れ」が強いから、オリジナル以外の存在は受け入れが難しい・・・というのがありますし、特にこの作品は、「めんま」の喋りとかが、モロに「アニメ」している声なんで、生の人間がしゃべると、無理があるんじゃないか・・・とも
そんな不安を覚えつつ、このドラマを観始めましたが・・・
まず、OPの曲、アニメと同様の「青い栞」を使ってて・・・秩父の風景が映り・・・すぐに当時アニメを見た「気持ち」が復活しちゃいました
劇中のBGMとかも、ほぼほぼ、アニメ版と同様のを使ってましたね。
で、物語ですが、11話のアニメ版の内容をかなーり端折ってるので、アニメ版を見てて覚えた、「超平和バスターズ」の面々の心境の変化とか、本音のつぶやきとか・・・そういった部分がほっとんど確認できません
2時間のドラマですので、仕方ないという点は理解できます。しかし、アニメ版を見て無い人は、物語の展開は分かっても、なかなか感情移入できないのではないでしょうか
(めんまの声とセリフ・・・アニメ版を見てない人は、かなり違和感を感じたのでは
逆に、アニメ版を見ている人達は、当時のシーン、セリフを思い出しながら見ているワケで、(BGM等も同じだけに)とっても居心地の良い空間があったのは確かですね。
各キャラを演じている人達も(脇役含めて)雰囲気がとっても出ているのも、良かったと思います
話の流れは同じなんで、急ぎ足ではありつつも、最後までしっかりと見せてくれてて、良心的かな
やっぱり、主要シーンで流れる「secret base」は、良いタイミングで、分かっててもジワッと来るしね
良くも悪くも、「アニメと同じにしよう」と必死で作っている感がハンパ無い作品でした
ちゅうことで、生で観た「秩父橋」より、ドラマのほうが綺麗に見えるのが不思議・・・で60点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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