『銀河鉄道９９９ エターナル・ファンタジー』を観ました。

　銀河鉄道９９９…この漫画も忘れられない存在です。連載中に進行したＴＶアニメもしかり、そして、漫画より先にラストを公開した劇場版『銀河鉄道９９９』更に『さよなら銀河鉄道９９９』に涙したもんでした
最後の劇場版から１７年経った1998年に「再出発」を果たしたのがこの劇場作品です　作品の存在は当時から知ってましたが、なかなか観る機会を得ずやっと観てみました。

　もともとは、「永遠の命(機械の体)を得る」という目的だったのが「命の尊さ」を再確認することになった前作から、今回更に「地球を救う」までグレードアップしちゃってます。流れとしては理解できますが、ちょっと壮大過ぎ
　そんな物語が、結果的にこの作品では序盤しか描かれてないのがビックリ。60分なんで無理とは思ったけど、こんな中途半端な終わり方なの～
ちゅうことで、物語は置いときます。楽しみはやはり他にもありますから。
まず注目したかったのが、鉄郎とメーテルの再会ですよね。カナリあっけなかったです
　とはいえ、鉄郎、メーテル、車掌さんが揃うと、懐かしくてホッとします　過去にエピソードがあった宇宙トンネルや、冥王星なども出てきて…更にびっくりしたのはガラスのクレアの復活　気分が盛り上がりますね～
　中盤、新キャラの展開をはさみつつ、後方ではキャプテン・ハーロックが援護射撃
…とにかく、物語や新しい展開そっちのけで、昔をただただ懐かしむだけの作品ですねぇ
　当時お金を払って劇場で見た人は怒り心頭でしょうが、俺みたいに暇なときにレンタルして観る分には、こんな作品でも心地よいですよ
ただ、この展開は物語の続きを意味してますが、９年経った今、何も動きがないのは
ちゅうことで、コラコラ! ヤマトはやり過ぎじゃない？で、５０点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません