半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ミルク』を観ました。

2010-03-27 08:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 1978年11月27日。ひとりの政治家が志なかばで凶弾に倒れた。同性愛者であることを公表してアメリカで初の公職に就いた、ハーヴィー・ミルク(ショーン・ペン)。それは単なる政治家の死ではなく、社会におけるさまざまな弱者の「声」に心で向き合った、英雄の死であった・・・
公式サイトより)

 伝説の人物・・・だそうなんですが、私は全然知りませんでした
70年代のアメリカ(だけじゃないだろうけど)における、同性愛者に対する差別ってのは、結構ヒドかったんですねぇ
そんな中、平然とゲイを公表し、自らの身をもって、同じ立場の人達の地位向上を掲げた彼の行動が良く分かる話でした
「自分で言えなかった」「行動できなかった」というつらかった感情が、このミルクの行動によって、大きなムーヴメントになる・・・
但し、やはり全てが順調なワケではなく、彼と昔から付き合っていた人達にとっては、急激に大きな存在になる彼との距離感に悩んでしまいます
その果てにある悲しい事件をも経験しながらも、彼は更に前へ、前へ進んでいきます
そんな彼の最期は・・・あまりにも呆気ない・・・
ただ、彼の意思を継ぐ者たちが、今でも活躍しているという事実、そんな状況を知れただけでも良かったかなぁ
ちゅうことで、ショーン・ペン主演男優賞おめでとうで75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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