半熟オヤジの基地

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『男たちの挽歌』コンプリート・ブルーレイ・セレクションを観ました。

2014-10-26 15:16:04 | えいがかんしょうの部屋
 8月頃かな 
ネットでまた格安作品を物色してて、この作品を見つけたのは。
もともと、『男たちの挽歌』で香港ノワールというジャンルに一時期夢中になって、この手の作品を沢山観たし、それが4枚組になってて、かつア○ゾンで半値以下になってた・・・
で、「限定3000セット」というのも気になって・・・といっても、発売してもう1年経過してるから、売れ残ってるのかな
いつも格安作品は、海外版が主なので、ジャケットはチープなものばかりなんだけど、今回は国内販売なんで、豪華なパッケージでした

「男たちの挽歌」(1986年作品)

 映像特典でも語られていましたが、ブルース・リー、そしてジャッキー・チェンと、カンフーというジャンルで一代を築いた香港映画界に「香港ノワール」という新しい風を吹き込んだ記念すべき作品 もう何度も観ましたよ
分かりやすい人間関係とその間で繰り広げられるドラマは、観ているこっちがすごく感情移入しやすいので、一緒に熱くなり、憎くなり、いとおしくなります
そして、ジョン・ウーという監督が超有名になった作品であり、とにかくガンアクションが良い。
やはり、二丁拳銃は、世界で一番、チョウ・ユンファが恰好良いと思います
「男たちの挽歌Ⅱ」(1987年作品)

 この時期、香港ノワールが大ブールになったんで、やたら、「男・・・」とか「・・・の挽歌」とかいうタイトルの作品が多くリリースされましたが、この作品は、一応、正統な続編です
今見ると、やはり、この作品は、キッド(レスリー・チャン)の一人劇場と化してますよね。前作から「幼さ」が際立ってましたが、この作品でも、捜査に没頭したが故、奥様マギーは苦しんでばかりだし、最終的には殉職してしまう 
ラストの敵の居城での戦いはハチャメチャです・・・が、男が見れば、これも「熱い」もんなんです
「アゲイン/明日への誓い」(1990年作品)

 一応、この作品は、最初の「男たちの挽歌」の前の時代の物語であり、大人気となったマークが主人公の作品です
前2作は何度も観たのですが、この作品は1回観た限りです・・・当時の印象は、ただただ、時任三郎サンが出演していたってのだけで、その他はあまり覚えていません
で、今観ましたが、マークの性格たるもの、トレードマークのロングコートとサングラスってのは分かりますが、肝心なアクションが少なすぎ、ラブストーリーになっちゃってるのが、とっても、とっても眠くなります
(ついでに一言いうと、そのヒロインの女性もイマイチだし
時任サンのアクションは恰好良かったけど、今回の「挽歌」シリーズの中では、ちょっと頂けないかな
監督がジョン・ウーではなく、制作をしてたツイ・ハークさんになったから・・・ってのも関係するのかな
「狼/男たちの挽歌・最終章」(1989年作品)

この作品は、上記3作とは物語が関係ないものですが、ジョン・ウー&ツイ・ハーク作品です
この作品も当時一度しか観てないですが、「アゲイン」を鑑賞した直後だからかもしれませんが、こちらは「良い」です
チョウ・ユンファ演ずる殺し屋と、彼を追う熱血刑事という関係以外にも、友情、裏切り・・・ガンアクション、カーチェイス・・・テンコ盛りです
ホンダ車がやたら目立つのは、スポンサーか何かついてるのかな

 映像特典は、10分程度の当時のインタビューなんで、物足りないところはあるけど、当時の映像とか、あまり残っていないんでしょうね
ブルーレイならではの画像か・・・というと、1,2作目くらいまでは、結構鮮明に見えましたが、3,4作は変わり映えはありませんでした
唯一、やはりパッケージが豪華なのと、当時のパンフレットの縮小版がついてるのが良かったです。当時の、捨てちゃいましたし
チョウ・ユンファさんも、ハリウッドに出だして、英語も流暢になったけど、最近あまり見かけませんね・・・
ちゅうことで、ジョン・ウー&チョウ・ユンファのハリウッド映画を切に願います・・・で80点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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