半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』を観ました。

2021-05-29 07:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 敗戦がまだ尾を引いていた1970年代ドイツ、ハンブルク。安アパートの屋根裏部屋に住むフリッツ・ホンカは、夜な夜な寂しい男と女が集るバー“ゴールデン・グローブ”で酒をあおっていた。彼がカウンターに座る女に声を掛けても、いつも顔をしかめられるだけ。一見、無害そうに見えるフリッツの狂気に気づく常連客は誰ひとりいなかった……。
(公式サイトより)

 1970年代ドイツに実在した殺人鬼の物語だそうです その触れ込みだけで鑑賞開始しました
彼が飲んでいる「ゴールデン・グローブ」、たいそうな名前のバーですが、かなり怪しいバーですよね
ひたすら皆、飲んだくれている・・・人によっては、平気でキスしたり、絡んでいたり・・・
様々な女に声をかけるフリッツ・・・総スカン食らってるんだけど、お金が無い女性が(タダ酒飲めるという理由で)寄ってきて・・・
フリッツの部屋で飲んで、そして犯されちゃって・・・嫌な雰囲気が漂い始めました
しかし、この女性、翌日、この臭い汚い部屋をしっかり掃除して、料理もして、フリッツを出迎えている・・・なんで
しかも、自分の娘を売り込んで、契約書みたいなものをフリッツと交わしている・・・全く理解できないし、一般人は受け入れられないっす
その娘との「妄想ショー」を繰り広げるフリッツ、結局、現実になることは無かった・・いや、娘自体がいるかどうか・・・
またもやバーで女に声をかけるフリッツ、次の3人組の女性達も、明らかに同情できなさそうな人たち・・・
一人は行く前に離脱、一人は暴行されるも、なんとか逃げて・・・でも、やはり残った一人は無残に・・・
音楽をかけながら、ノコギリで人体を・・・そして、くるんで捨てる。。。
捨てる場所があまりに悪臭らしく、開けた途端に自ら吐き気が・・・観ているこちらも吐き気がしてきました
途中、しっかり仕事について、あれほどグダグダに浴びてたお酒も止めて、もしかしたら真面目になるのかな・・・と思いました。
実は、「酷い殺人鬼なれど、何かがキッカケで、いい男性に戻る」という物語かと思い込んでいた自分もいました
しかし、全く違ってましたね。
ヤバイまま。我々に受け入れられる余地が0%のまま、この作品は幕を閉じてしまいました
これが現実・・・そう思うと、公式サイトにある「恐怖」というのが良く理解できます
ちゅうことで、フリッツ役の人、特殊メイク取ったら、かなりのイケメンで、この作品一番のビックリ・・・で、40点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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