『アイス・ロード』を観ました。

　爆発事故でカナダの鉱山の地下に閉じ込められた26人の作業員。救出装置を運ぶため、4人のトラックドライバーが集められる。
30tの巨大トラック3台が走る最短ルートは、氷の道(アイス・ローﾄﾞ)。
スピードが速すぎれば衝撃で、遅すぎれば重量で氷が割れて水に沈む。
地下の酸素が尽きるタイムリミットは30時間。4人はドライブテクニックと、強いハートで、名誉と報酬を手にするはずだった。
ところが、事故には危険な陰謀が隠されていた。
(公式サイトより)

　L.ニーソン&R.フィッシュバーンって事で食いつきました。珍しい共演ですよね
早々に鉱山の爆発事故が発生しちゃって、作業員が閉じ込められちゃったけど、原因があんな感じ(点検装置の電源入れ洩れ)じゃあ、ダメでしょう・・・と思いましたね
そんな鉱山事故にめちゃ大きくて重たい「救出装置」を運ぶんだけど、最短の通り道が、冒頭の解説の通り、氷上というもの
これが、終始、緊張感がありましたね。
そもそも、あんなデカいトレーラー+救出装置で、既に重量がヤバイと思う上に、それを3台連なって走行するって状態ですから・・・
1台あれば良いものを、最初からリスクを考えて3台運んでいる時点で、どんだけ危険かは分かります
晴天の中での走行で、早速1台が沈んでしまい(R.フィッシュバーンさん、呆気ない・・・)、残り2台で再出発
この辺から、「陰謀」たるものが見えてきました。
救出装置の運搬を妨害する事に加え、閉じ込められた作業員を、酸素確保のために・・・酷すぎますね
しかも、それを企てているのが・・・怖いです。
マイク(L.ニーソン)達は、当然タフでして、そんな妨害を片付けつつ、氷の脅威にも対抗しつつ、目的地に向かっていきます。
・・・が、敵もヨワヨワに見えたけど、手を変え品を変え、妨害してくる・・・緊張が終盤まで続きます
そんな中で、マーカスが犠牲になったときは、ちょっと泣きそうになりました
人の「悪」の部分の「恐怖」、そして自然の「驚異」・・・ずっと苦しんだだけに、ラストで救出できたシーン、そして元凶をブン殴ったシーンは、スカッとしました
「めっけもの」の作品でした。面白かった
ちゅうことで、あんなビッグ・トレーラーで、一度氷上をドリフトしてみたい・・・で80点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません