半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『最低。』を観ました。

2019-11-30 07:36:37 | えいがかんしょうの部屋
 果てしなく続くかのような日常に耐えきれず、新しい世界の扉を開く平凡な主婦、美穂。家族に内緒で、AV女優として多忙な生活を送る専門学生、彩乃。奔放な母親に振り回されつつも、絵を描いている時だけ自由になれる女子高生、あやこ。そんな境遇も性格も異なる女たちの運命は、ある出来事をきっかけに動き始める…。
(公式サイトより)
 超人気AV女優である紗倉まなさんの同名小説を実写化した作品だそうです
紗倉まなさんのお名前と顔を知ってますが、お恥ずかしながら、彼女の作品を観たことがない・・・いや、観てみたい
冒頭の解説の通り、俺が好きな「群像劇」ですね
「AV」って、男の俺の「視点」では、とっても興味がある「ジャンル」ではあります。(正直に言います)
ですが、その「AV」を「職業」という視点では見れていないですし、素敵な女優さんについても、「役者さん」という視点で見れていない・・・と思います
この作品は、その「AV」に関係する女性3人の物語でした。
しかも、ただ、性格が違う3人のAV女優を映した・・・というワケではないのも、興味深かったですね。
綾乃はAV女優として生きているけど、遠方の母親がその事実を知り・・・
美穂は普通の主婦だったけど、AV女優にデビューしたのをきっかけに、旦那、そして家族と・・・
高校生のあやこは、自分の母がAV女優ということが学校に知られ・・・
「AV女優」という職業に対しての周囲の反応が、結構リアルですよね。やはり、そういった感じになっちゃうのかな
彼女達それぞれも、自分たちの「立場」というものを分かって生きている。
じゃあ「AV女優」という職業を主張する・・・という作品でも無いというのがポイントなんでしょうね。
作者の紗倉まなさん自身が、「最低。」というタイトルを付けているというのが、それを表しているようにも思えますし、深い意味があると感じました。
カミさんや子供と一緒には観れないですが、観て良かった作品だと思います
ちゅうことで、今後AVを観るときには、気分を改めて・・・ってコトは無いでしょうね・・・で70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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