半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『東京タワー オカンとボクと、時々オトン』を観ました。

2009-10-11 06:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 1960年代。3歳のボクは、遊び人のオトンを捨てたオカンに連れられ、小倉から筑豊のオカンの実家に戻ってきた。オカンは女手ひとつでボクを育てた。オカンの作る美味しいご飯を食べて、ボクは成長した。15歳になって、ボクはこの町を出て行きたくなった。大分の美術高校に入学し、東京の美大をなんとか卒業するが、仕事もせずに、仕送りしてもらい、更に借金を重ねていた。そんな中、オカンが癌に侵されていることが分かった。
goo映画より)

 リリー・フランキーの原作は読んでませんが、自伝小説ってことでもあり、とにかくひたすらこの人の半生を描いている作品です
普段、かなり脚色した映画を観ているからか、大波乱の人生ってワケでもなく、貧しいなれど、いつも味方であるオカンと頑張って暮らしているって序盤です
で、個人的に面白かったのは、中盤の学生時代のところでしょうか
俺がパッとこの原作者を勝手に想像したまんま・・・無気力でダラダラ・・・前向きじゃないし・・・
その割には素敵な彼女(松たか子)をGETしていたり・・・
こんな主役だから、余計にオカンの存在が良くなるんでしょうなぁ
で終盤。癌と戦うオカンに対して弱さを露呈するボクの存在が、とっても生生しくて、ちょっと俺も感情入ってしまいました
実際に、そんな状況になって、強い人間って少ないと思うんですよね
序盤許せなかったオトンも、やっぱりオカンありのオトンだったワケで
ちゅうことで、内田也哉子から樹木希林ってバトンタッチは、違和感なさすぎで55点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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