半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『デス・パレード(全12話)』を観ました。

2015-04-10 22:00:00 | あにめ&ひーろーの部屋
 「いらっしゃいませ、クイーンデキムへようこそ」
何も知らない二人の客を迎えたのは、不思議なBAR「クイーンデキム」と白髪のバーテンダー「デキム」。
「お二人にはこれより、命を懸けてゲームをしていただきます」
彼の口から語られるデスゲームへの誘い。
やがて剥き出しになる客たちの本性。
ゲームの果てに自らを「裁定者」と明かすデキム。裁定者デキムが二人の客へ下す裁定とは・・・。
公式サイトより)

 OPの曲で、主要キャラらしき人達がヘンテコなポーズして紹介されてます・・・ドタバタコメディのような雰囲気を醸し出しています
で、1話を見たとき、良い意味で裏切られました
デキムは冒頭の解説の通り、あくまで「裁定者」として、物語の脇(下)で静かに見守っているだけであり、話の中心は、毎回、そこに訪れた人達の物語でした。
その人達は、(ネタバレすみませんが)既にこの世を去った人達であり、死んだ時の記憶を失った状態で、このBARを訪れてます。
「自分は何者か」「何で死んだのか」「(もう一人の来訪者との)関係は」そんな謎が、このBARで繰り広げられるゲームによって、少しずつ明らかになっていきます。
明らかになっていくにつれ、その人の「本性」「善悪」なんかが露わになってくるので、一見真面目そうな人なのに・・・とか、ヤバそうな奴なのに・・・など、「人はみかけじゃない」本当の姿が分かります。
この過程が毎回とっても楽しかったし、その後の裁定結果、そしてエレベーターでの最後の別れが印象的になりました
ラスト2話くらいは、裁定者側の背景とかが語られていましたが、そこにはあまり食いつかなかったです。
むしろ、前述の通り、1話(か2話)完結の人間模様だけで続けても、充分楽しいアニメでしたね
ちゅうことで、裁定者の謎は結局残ったまま・・・2ndシーズン希望します・・・で65点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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