半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

大型病気台風直撃

2008-02-23 19:07:23 | 日々をたらたら(日記)
 今週頭に発覚した、YのインフルエンザA型
火曜日くらいまで39度近くの熱が続き、話題の「タミフル」で何とか快方に向かい、木曜日に治癒証明をもらい、金曜日にやっと学校に行けることに
用心はしてたけど、次に移ってしまったのはK。水曜日まで元気だったのに、木曜日になって顔が赤く熱い…
38度近かったんで、一応幼稚園を休ませ、病院にいったけど、インフルエンザと正式に診断されたのは、翌日39度にあがってからだった
Yと違い、Kは大の薬嫌い 甘いジュースに薄めても受け入れず、ポロポロ泣きながら、「これが夢だったらよかったのにぃ」だと
鬼の指導でなんとか飲ませても、体が受け付けずにすぐ吐いてしまう
よって、Yより若干長引いてるようで、今日時点もまだマスクして、目がトロロン状態
は前々から鼻風邪ひいてたけど、ちょっと悪化して、今は喉が痛いらしく、泣く→声が枯れている状態 
自分でしゃべれないけど、機嫌が明らかに悪いから、本人もキッツイんだろうなぁ
俺はというと、やはり先週からずっと咳と熱の風邪が
子供達や会社で移しちゃいけないから、薬飲んで、常にマスクしている状態だけど、頭がポーッとして、仕事がはかどらん
前にこんな状態から肺炎にまでなってしまった経験があるので、極力早く帰って安静に努めた
週初めは、一番の風邪っぴきだったカミさんが、現時点では一番元気になっちゃった
まあ、彼女の体調は、母乳を通じて直接sに伝わってしまうから、この点では良かったなぁ
今日は比較的ポカポカだったのに、こんな荒れた我が家の状態では、何をすることも出来ず
まあ、全員でゆっくり休むのが一番だな
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『ブラックブック』を観ました。

2008-02-23 10:31:03 | えいがかんしょうの部屋
 ナチス・ドイツ占領下にある1944年のオランダ。ユダヤ人女性歌手ラヘル(カリス・ファン・ハウテン)は、ドイツ軍の追跡にあい、家族全員を殺されてしまう。かろうじてその場を逃れた彼女は、レジスタンスに救われ、髪を染め、名前をエリスと変え、ユダヤ人であることを隠して参加する。彼女はスパイとして、ナチス将校に接近し、情報を聞き出すことに成功するのだが…

 冒頭からドイツ軍のユダヤ人虐殺シーンがありますバイオレンス描写で何かと有名なポール・ヴァーホーヴェン監督らしいかな
ですが、「ロボコップ」「トータル・リコール」「スターシップ・トゥルーパーズ」などのSF世界などではなく、この激しい描写は「現実に起こっていたこと」なんですよねぇ
レジスタンスとして名前を変えて髪もブロンドにし、必死で生きる彼女。その世界も壮絶そのもの
 家族を殺した憎きドイツ軍と接触するだけでも苦しいだろうに、潜入しつつその場で見る光景は、自分と同じユダヤ人の捕虜が受ける虐待…
その彼女自身を複雑にしたのが、敵であった将校との恋でした。
同胞と志を一つにしつつも、一人の将校との絆も信じて、必死に行動する彼女に、更に降りかかるスパイ疑惑
疑惑を解明していき、終盤に黒幕が判明するんだけど、その間にも同胞が、そして絆を感じた人たちが命を落とす…
144分の映画のうち、最後の10分くらいまで、こんな感じで、苦しい、つらい、悲しい彼女の人生が描かれてて、救いがないですぅ
一応(ネタバレしちゃうと)彼女は最後まで生き残るんだけど、そこまでが壮絶で、素直に喜べないっす
ちゅうことで、監督もこういった作品があるんですねぇで70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『単騎、千里を走る。』を観ました。

2008-02-23 09:52:17 | えいがかんしょうの部屋
 主人公・高田(高倉健)は、余命いくばくもない民族学者の息子の代わりに、中国の仮面劇「単騎、千里を走る。」を撮影しに、単身、中国の奥地・雲南省麗江市を訪れる。この旅は高田にとって、長年の確執によって生じた親子の、埋めることの出来ない心の溝を埋めるための旅でもあった…(公式サイトより)

 気になってた映画でした。何せ中国、いやアジアを代表するチャン・イーモウ監督が、恋焦がれていた(高倉)健さんを主演に迎えて製作した映画でしたので
 息子と長年の確執があれど、不器用ゆえ、ただただ黙って北国で暮らしている高田…しかし、その息子の余命が少ないという事実を聞いて一大決心をします
直接、息子に会うのではなく、単身中国にわたり、息子が触れていたこの国の「文化」というものを感じる事を選んだって点も、彼らしい選択だったのでしょう
言葉が通じない、自分の気持ちが伝わらない(ただでさえ不器用なのに)って世界でも、高田は、何とか息子が見たがっていた仮面劇「単騎、千里を走る。」を撮影するため、(執念に近い)必死な行動をとります。
そんな彼のひたむきな行動に対する、この中国の人々がなんと暖かくて優しいことでしょうか
映画的には、こんな一途な男に対して、冷たい世間の反応や、騙されシーンなどがアリガチなんですが、そんな不安が一片も無いくらい暖かいです
そんな静かな、そして暖かいシーンがひたすら続きます。これがジワジワと感動するんですよ~
不器用なりに懇願する彼、彼と行動を共にした一人の子供との出会いと別れ、そして終盤、息子の不幸を知った彼とその後のシーン…
「どわっ」と泣くってもんじゃないですが、ず~っと目が潤んでました
やっぱ健さんはいいわぁ
監督が恋焦がれた「健さん像」をそのままにしたって感じでしょうねぇ
雲南省の景色も素晴しいし、控えめな音楽もじんわり来ます。
「HERO」や「LOVERS」などのアクション物で世界的に有名になった監督ですが、その前にあった「初恋のきた道」などにあった「静かさ」「人の温かさ」「景色の綺麗さ」に近い作品で、とっても好きになりました
ちゅうことで、息子は声だけ中井貴一で85点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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