まったり アイマス2

アイドルマスター2 超ライトユーザーのプレイ日記

1236. 日経サイエンス、2015年8月号

2015年07月03日 | 日記
 以下、お話です。お気楽に。アイマスとはほとんど繋がらないです。

 特集「クォークの世界」というので買ってみました。内容は、高エネルギーの電子を使って陽子の構造を探る、というもの。
 って、これ、ずっと前(40年くらいか)からやっている。私の世代ではパートン模型という言葉があって、陽子の中にある粒子を指す言葉でした、今もあるのかな。
 電子は限りなく点に近い存在らしいです。いわゆる超ひも理論では形があるのでしょうけど、今の人類の解析手段では絶対に見えません。で、電子を加速して高エネルギー化するとド・ブロイ波長というのが短くなって、それを探索子として使うと(要は電子顕微鏡)細かい構造が分かるという寸法(このあたり、私は物理学者でないのでフィーリング理解です)。

 今では陽子は3個の「クォーク」で出来ている、と言うのが物理界の常識。なのですけど、これはどうやら理論のつじつま合わせで出てきた説明らしい。実際の陽子を上述の手段でながめてみると、ずっと多くの粒子が見えるのだそうです。ええ、私が見たわけではありません。
 クォークが陽子から飛び出さないように捕まえる(強い力)には、グルーオンという別の粒子の存在が必要だそうで、今の物理界の関心はこのグルーオンの陽子内の挙動ということ。だから、高エネルギー電子で陽子を解析しているのです。巨大科学と言って良く、猛烈な予算が投入されているはずです。

 私のような情報屋からすると何らかの幾何学構造が見えて欲しいのですけど、どうなりますか。私の数秘術能力を持ってしても、妄想すら湧かないです。さあて、私の寿命以内に納得できる回答が得られますか。

 私はこういった科学領域にロマンを感じるのですけど、今の人はどうですか。手塚漫画には科学ネタが満載でしたけど、今は何となく技術志向。精密なのが良い点。しかし、その先はあるはずです。
 言っておきますけど、科学には哲学と似たところがあって、現実の説明しか出来ないです。特に科学は繰り返し事象にしか…、説教じみてきたので自粛します。それでは、また。
コメント
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