ごまめの歯ぎしり・まぐろのおなら

サンナシ小屋&京都から世界の愛する人たちへ

野に出でて春菜摘む

2008-03-17 | 花と自然

暑さ寒さも彼岸までというけれど、今年は暖かくなる日が早かったような気がする。九州から帰ってくると、関東も春いっぱいの気候だった。上着を脱いでも寒くない。3月の中旬という頃は、まだ三寒四温の時期で急に冷え込むこともあった。今年はどうだろうか。どうやらこのまま春から初夏へと行きそうな気配だが・・・・。

 近くの荒川の土手には写真のようにカラシナの花盛りで、一面真っ黄色に染まり始めている。秋のヒガンバナの真っ赤な色もきれいだが、この時期のカラシナの黄色は春が来た喜びといっしょになってひとしお嬉しいものだ。カラシナは摘んで帰っておしたしにしても美味しい。毎年付近の住民がとって食べているが無くなる気配はない。その他にも、この時期はツクシ、ノビルなど春の菜を摘む楽しみがある。

 しかし、国交省の河川管理事務所がやっている土手の改修工事があるとすべての植物が無くなってしまう。後に残るのは外国産の芝生だけ。このむなしさと怒りを管理事務所の役人たちは判っているのだろうか。