ごまめの歯ぎしり・まぐろのおなら

サンナシ小屋&京都から世界の愛する人たちへ

軍隊の本質は暴力

2008-03-12 | 政治
季節がどんどんどんどん移ろっていく。昨日、あることを密かに決めた。それはいずれ皆さんにもお知らせすることになるが、しばらくは秘密にしておきたい。時の流れが加速しているときに、一つの決断をいつまでも暖めておくことも難しいけれども。

 沖縄県知事が防衛大臣らに日米地位協定の見直しを求めるために東京へやってきた。高村外務大臣は地位協定の見直しはできないと無碍に断った。石破防衛大臣は、日米安保条約が片務的な条約であることを認め、全体的な見直しを検討したいと述べた。これは本当にそう言ったのなら、前進ではあるかもしれない。しかし、アメリカ軍に依存し続ける安全保障体制では安保条約はむしろ米軍の意のままになる日本を作り上げることにしかならないだろう。次の言葉が軍隊の本質をよく明らかにしてる。

「あの沖縄の少女レイプ事件のようなことが起きると、決まって米軍の司令官が頭を下げて謝罪しますが、本当は内心喜んでいるんです。私も沖縄で海兵隊の訓練を受けました。それは、ただ『殺せ、殺せ、殺せ』というものです。普通の人間を『殺せる』兵士に訓練することは容易ではありません。徹底的に洗脳し、間化し、殺人者にするのが訓練なのです。沖縄の基地は外から見るとなにか静かで平和に見えるかもしれませんが、中ではそのような訓練が行われているんです。あそこは戦時です。一日の訓練を終え、シャワーを浴び、兵士は夜の町に繰り出します。そのとき暴力を基地に置いていくことはできない。一緒に持っていくのです。兵士はもう人間ではありません。レイプでも殺人でも平気でできるのが『優秀な兵士』です。だからあの司令官は、レイプできるまでなった自分の兵士に満足しているのです。これで戦争の準備が整った、と」(アレン・ネルソン=アメリカのベトナム戦争従軍兵士)

 軍隊の本質は暴力。当然のこのことを人々は忘れがちになる。軍隊で平和を守れない。平和を守るのは非暴力。憲法九条こそ平和を守る。

明日から福岡へ出かける。予報によると明日の福岡の最高気温は20℃とか。暑くなりそうだ。