ごまめの歯ぎしり・まぐろのおなら

サンナシ小屋&京都から世界の愛する人たちへ

イラク派兵の是非

2005-08-30 | 政治
衆議院が解散され、選挙が始まった.小泉さんは郵政民営化が唯一の争点だと主張している.しかし、郵政民営化だけを争点にして小泉さんに白紙委任などしたくない。いまもっとも大事な争点なのは、自衛隊をイラクに派兵している事がいいかどうかが、もっとも大事な争点である.民主党も社民党も共産党もイラクからの撤退を主張していながら、なぜそれを大事な争点として主張しないんだろう.民営化が大事だ、官から民へ、などという小泉さんのスローガン政治に巻き込まれないようにしないといけない.小泉さんは、イラク派兵が争点にならないように、必死に郵政民営化を争点化したがっているのだ.民営化なら支持が高まると彼は期待しているのだ.しかし、憲法を無視し、アメリカの侵略を養護する為だけのイラク派兵は、自衛隊の中でもおかしいという意見が出ているほどなのだ.これをこそ、こんどの選挙の争点とするべきではないか.

靖国神社は、加害者を祭っている

2005-08-16 | 政治
 今日は太平洋戦争の敗戦記念日。350万人の戦没者を追悼するとて、閣僚が靖国神社に参拝に行く。小泉も行きたいのをがまんしている振りをする。彼らは本当に戦没者を追悼するために行くのだろうか。何のために?靖国神社に行かねば、追悼できないのだろうか。靖国神社は、単なる一宗教団体に過ぎない。靖国教を信仰してもいない彼らが、なぜ無理矢理でも参拝しようとするのだろうか。
 本当に戦没者を追悼したいという気持ちなら、なにも靖国神社へ参拝に行くことはないのだ。自宅ででも哀悼の念を示せば良いだけの話だ。本当はそんな気持ちで行ってるわけではない。小泉さんだって、首相になるまでは靖国参拝などしていなかったと言うではないか。ようするに、私は死者を追悼しているんだよ、だからみんな頑張ってお国のためにイラクでもアフガンでも行ってくれよ、と言いたいのだろう。
 それでは、2000万人を超えるというアジアの犠牲者は、浮かばれない。日本の閣僚は靖国神社で日本人の死者を追悼する前に、2000万人を超えるというアジアの犠牲者を追悼するべきなのだ。そのあとでこそ、日本人の戦没者(これは本当は加害者たちなのだが)を追悼しても良い。広島、長崎で即死した20万人、原爆後遺症で苦しんで死んだ20万人は、靖国神社になぞいないのだ。靖国神社には、加害者がまつられている。私の親父も加害者として靖国神社に祭られている。私は親父を靖国神社から取り戻したい。私の家庭を破壊したあの戦争。あの戦争を遂行した戦犯たち。彼らをどうして崇める必要があるのだ。

「ブログ」って何?

2005-08-14 | 日記風
 「ブログ」とは、blogと書くらしい。私達日本人には覚えにくく、わかりにくい言葉だ。舌をかみそうで私は嫌な言い方だと思う。blogはweblogの略らしいが、それなら最初からウェブログと言った方がよっぽど良いし、できれば日本語の言葉を使って欲しい。たとえば、「電子網公開記録」などはどうでしょう。ブログなどといかにもオタクが考えたような言葉を私達まともな人間が使わされるのは、嫌な気持ちになる。
 ともあれ、今日からこの「電子網公開記録」を立ち上げることとした。「ごまめの歯ぎしり・まぐろのおなら」というタイトルは、私の主張はおそらくほとんどが無視されて、ごまめの歯ぎしりにしかならないだろうという拗ねた気持ちと、せめてまぐろのおなら程度にはなって欲しいという希望を含めたものだ。もちろん、せいぜい頑張ってもまぐろのおならにしかならないという自嘲も含んでいる。
 自然に包まれたサンナシ小屋からいろんな主張やつぶやきを送りたい。
           サンナシ小屋から世界の愛する人たちへ 山路比呂志