goo blog サービス終了のお知らせ 

ごまめの歯ぎしり・まぐろのおなら

サンナシ小屋&京都から世界の愛する人たちへ

トランプ支持者は反省したのか

2021-12-14 | 環境
アメリカの南部の州における大規模な竜巻の被害は、驚くべきことだ。その原因はいろいろな要因が考えられるが、地球温暖化による異常気象だとみることは確実だろう。これらの州が、地球温暖化は嘘だとしてパリ協定から脱退したトランプ前大統領を支持していた州であることは、皮肉としか言いようがない。これだけの被害を受けて初めてトランプの言うことの方が嘘だったと気がついただろうか。それでもトランプを支持し、地球温暖化対策の足を引っ張るなら、さらなるハリケーンや竜巻によって被害を受けても文句は言えまい。

温暖化対策をしない首相も知事も市長もいらない

2020-09-03 | 環境
アベ首相が辞めて、次期首相が選ばれようとしている。しかし、どの候補も温暖化対策に何かをやると一言も言わない。台風9号に続いて台風10号が同じ九州を襲いそうだ。しかも超弩級の大型台風になりそう。あれもこれも日本近海の海水温が異常に高いせいだ。海水温が30℃もあるというのは、ちょっと驚きだ。まるで海が温泉になったようだ。この異常な海水温は人間のせいであることはIPCCでももはや誰も否定できない事実なのだ。台風の被害は、だからもう天災ではなくなっている。人災だ。日本の首相になる人は、地球温暖化を阻む思想と政策を持った人であって欲しい。与党も野党も同じだ。原発は海水温め機械だから、原発で脱炭素社会へというのは、おかしいのだ。すぐに原発も停止した方が良い。
 猛暑だから熱中症対策としてできる限りエアコンを使えとNHKなんかは言っているが、エアソンは室内の温度を室外に出しているだけで、エネルギーは不変である。むしろ避難する大型モールや公共施設を指定し、そこで効率よく人々を集め、クーラーを使い、一般家庭や会社ではエアコンを使わないようにさせることが、猛暑の中で温暖化対策を進めることになる。どうしてこんな簡単なことを行政官はやろうとしないのだろうか。知事も市長も、人々の健康よりも経済が大事だと思い込んでいるのだろうか。なさけない。

なぜ浜松市が41℃を記録したのか

2020-08-21 | 環境
静岡県浜松市といったら、海岸に松並木が続き、海辺に町が作られた涼しいところという印象が強い。ところが、今年41.1度という記録的な猛暑が浜松市を襲った。いったい浜松市に何が起こったのだろうか。注目されるのは、浜松市が海岸に巨大なコンクリート製防潮堤を延々と築いたことだ。この防潮堤によって海から吹き込んでいた海風が遮られ、しかも熱を蓄積するコンクリートの長大な建設物が熱を市内に供給したことが、この記録的な猛暑の原因の一つであることは疑いない。海がもたらすものは津波のような厄災ばかりではない。人々は海の恵みを受けて海のそばに町を作ってきた。それを忘れて、海を粗末に扱えば、自然は人々に恵沢を想い出せとばかりに猛暑をお見舞いしたのだろう。浜松市の人々は、今後とも苦しめられることになるだろう。

40℃を超える狂熱の日本と政治の無策

2020-08-17 | 環境
日本各地で40度を超えるような猛暑が続いている。NHKでは、猛暑予想をし、熱中症対策を呼びかけている。でも、なぜかこの猛暑に対する対策を呼びかけることはしない。クーラーを使え、マスクをたまにはずせなど、対症療法ばかりだ。不思議なことに、この猛暑に対応する政策がいっさい発表されない。猛暑は自然災害だからそれぞれ各自が対応しろと言うのだろうか。政府はもちろん地方行政も何もしない。
 この猛暑が地球温暖化の結果であることは明らかなのに、温暖化対策はほとんどこの猛暑下でも何も出されない。地球温暖化対策は全地球的にやらねばいけないことは分かっているが、それでも猛暑がつづく都市では、なにか対策をすべきではないのか。町の中にもっと緑地を広げる、公園に樹林帯を作る、とりあえず必要のないコンクリートを引っぺがす、などなど、考えれば猛暑の対策になりそうなことはいくらでもある。そんなことは非常識だと言うべからず。この猛暑がもう非常識なレベルに達しているのだから、政治も行政も何かやるべきだろう。もちろん石炭火力発電を少しでも減らすこと、海を温める原子力発電を停止するなど、脱炭素社会の実現を一日でも早く実現することは政治家の責任だ。でもそれだけじゃない。毎日、うだるような猛暑に生きざるを得ない人間にとって、気温を1度でも2度でも下げる対策を早くとってほしい。与党も野党も政治家は今こそ何をやるべきか議論を始めるべきだ。

新型コロナウイルスは人間の自然破壊が招いた

2020-08-02 | 環境
新型コロナウイルスの拡大が止まらない。パンデミックも想像以上だ。でもこれも人間が自然破壊を進めてきた結果だから、自業自得だろう。今度の新型コロナウイルスは、コウモリの一種にいたウイルスが人間に感染することによって新たな感染能力を得たと言われている。以前のSARSやMARSやエボラ出血熱も同じように野生動物のウイルスが人間への感染能力をもったことが原因と言われている。なぜこれら野生動物のウイルスが人間に感染するようになったのか。それは、人間が自然破壊(森林の伐採や開発)を進めたために、住み処を追われた野生動物が人間と接触せざるを得なくなったことが原因なのだ。人間の消化管の中には人間と共生している800種以上の共生細菌が棲んでいるが、ウイルスも350種以上いると言われている。その人間の共生ウイルスが野生動物に感染して、野生動物が絶滅に至ることも報告されている。野生動物の住み処を追うようなことは、もう止めた方が良い。自然を大切にしないと人間は野生動物といっしょに絶滅に至るだろう。自然保護は一部の自然好きな人間の活動ではない。お金がなにより大好きな経済人間たちを絶滅から守る運動でもある。

マダニの感染症におびえたこと

2013-10-08 | 環境
8月上旬ころ、山口県に行ったときに、山の藪をわずかの時間歩いたことがあった。その後、すぐに東京へ出かけて、京都に帰ったのは2日後だった。家に帰って1日ほどしてから、どうも左の足指あたりに黒いものが付着していることに気がついた。気になるので、体を折り曲げて、じっくりと観察してみた。ゴミのようにも見えるが、簡単にこすっても落ちない。ピンセットでつまんで見ると、簡単にとれる。紙の上に置いてみると、じっくりと観察すると、なんと!もぞもぞとそいつが動いているではないか。うわあ!これはまさしくマダニに違いない。そう思って考えると、左の鼠径部に最近イボができたようなものがあるのを思い出した。ひょっとしたら、あいつもそうかもしれない。そう思って、やはりピンセットで引っ張ると、ぽろんと抜けてきた。やはりそいつもマダニが皮膚に食いついていたのだ。

 どこで食いつかれたか、イロイロ考えても、山口県の藪山を5分ほど歩いたあのわずかな時しか、ダニに食いつかれる時は、他に思いつかない。そうすると、この2匹のマダニは、3日前から俺の体に食いついていたのだ。ああ、おぞましい。北海道では何度かマダニに食い付かれたことがある。北海道では、春になるとマダニが活発に動き始める。その頃、野外を歩き回ると、マダニに食い付かれることがよくある。しかし、われわれもそんなことはよく知っているので、春頃に野外から帰ってきたら、体をよく点検することを怠りなかった。夜のお風呂では、体中をよく点検する。マダニは大きいので、体の表面をさすっただけで、マダニがいることはすぐ分かるのだ。その前に、マダニが体の柔らかいところへ移動しているときなら、すぐ見つけることもできる。1日以上経ってから、気がついた場合は、マダニがしっかりと皮膚に食い込んでいて、頭が皮膚の組織と同化してしまっているので、引っ張ったぐらいではマダニを排除できない。食い付く前に見つけて、マダニを追い払うのが一番良い。

 ところが、山口県の低い裏山で、マダニに食い付かれるとはまったく予想していなかった。この裏山には、これまでも何度か出かけている。これまでマダニを見たことも無かった。油断してしまった。3日も4日も経ってしまっているので、マダニの頭は皮膚と同化してしまっており、ピンセットで引っ張ってマダニの体を排除してみたが、頭は残っていて、上から触るとちくちくと痛い。最近、山口県などの西日本でマダニに咬まれて、感染症で死亡した人がぼつぼつ出ているというニュースがあった。これまでマダニに食い付かれても、気持ち悪いだけで害は無いというのが、一般的な判断だった。ところが、最近はどうもそうでは無くなったらしい。それも山口県で、最近亡くなった人が出たばかりだ。

 医者に行って切開してもらおうかと思いつつ、忙しさにかまけてついついそのままになっていた。一ヶ月ほどしてから、どうもいつまでもちくちくと痛むので、切開手術を決意した。医者に行くのも業腹だから、自分で切開することにした。姿勢が取りにくいのだが、なんとかメスで切り開き、ピンセットでそれらしいものを取り除いた。少々の出血は覚悟の上だった。思い切って切らないと、上手くいかないのだ。躊躇い傷が一番良くない。切開手術をしたあと、痛みは無くなった。

 そして、あれから2ヶ月たった。マダニによるウイルス感染症の潜伏期間は2週間~1ヶ月ということなので、今のところ、症状が出ていないことは、もう大丈夫だろう。少し心配していた。確率は低いものの、最近、山口県で何人かが亡くなっている事を聞くと、ひょっとして、私も?と思わないことは無かったからだ。これからは、西日本でもマダニに心配しながら山歩きをしなければならなくなった。これも地球の温暖化のせいのようだ。

再び福島第一原発が危ない

2013-07-29 | 環境
福島第一原発で、高濃度汚染水が海にダダ漏れしていることを東電が認めた。しかし、事実を認識してから、選挙が終わるまで公表しなかった。自民党の勝利に不都合があることはできるだけ避けようとしたことは明らかだ。東電は、人々の命や健康よりも、再稼働に前のめりな自民党の勝利が大事だった。それとも安倍政権が公表を遅らせた? ありうることだ。

 そして、いま福島第一原発が不穏当な事態が起こっているらしい。3号機で、水蒸気と炎が上がった。どうやら原子炉容器の圧力と熱が極度に上昇しているらしい。上部の蓋の付近が損傷しているため、そこから水蒸気や水素・注入し続けている窒素などが漏れ出ているらしい。周辺の放射線は数百ミリシーベルトと人間が立ち入れない状態だ。そして、北茨城市で空間線量が7マイクロシーベルトという恐ろしい放射能汚染が見つかった。原因は福島第一原発ではないと政府は言うのだが、いったい誰がそれを信じるのか。

 さらに2号機では、数日前から温度・圧力が急上昇している。再び爆発が起こる可能性も見えてきた。避難準備も必要かもしれない。首都圏も。

 そして、6号炉では、2日前に冷却水を送るポンプが電源喪失で2時間も、ストップした。まさにフクイチは綱渡り状態だ。

 そんな中で、北電も、東電も、中電も、関電も、九電も、原発の再稼働を原子力規制庁に申請した。原子力規制委員会もそれを審査するという。そんなことをしてる暇があるのか。規制委員会は、陣頭に立って事実上国有化している東電を指揮して、フクイチの完全終息化に向けて、国を挙げて取り組むべき時だ。このまま不安定な冷温停止を続けていては、いつかまたフクイチは世界を不安と恐怖に陥れることになるだろう。そうなったら、安倍が取り戻した日本は、両方の手から崩壊していくだろう。

太陽光発電で乗り切ろう

2012-05-13 | 環境
野田内閣は、消費税増税路線をひた走りに走っている。そして、福島第一原発の事件の終息の見通しもないまま、原発の再稼働に突っ走ろうとしている。亡国内閣としかいいようがない。

 原子力ムラは、相変わらず不落城のように健在のようで、経済発展のためなら、国民の命の10万や20万はどうでも良いとばかりに、原発推進をとなえる人たちがまだまだ多い。大飯原発の再稼働を画策する関西電力は、今年の夏の電力不足を20%と唱えた。原発を再稼働させないなら、停電するぞという脅しだろう。政府もそれを見直して14.9%の電力不足と言い直したが、それでも電気が足りないぞと脅している。自然エネルギーでは安定供給はできないというのが、原発推進派の言い分であるが、政府がどれだけ一生懸命自然エネルギーへの転換を図ってきただろうか。むしろ、自然エネルギーの利用を抑えて、原発建設に邁進してきたのがこれまでの政府ではなかったか。

 新年早々、我が家は引っ越しをした。その際に、少々値段は張ったが、思い切ってソーラーパネルを設置して、太陽光発電に取り組むことにした。3月までは、留守にする時を除けば、いくら頑張っても発電量が消費電力量を上回ることは無かったが、4月からは、ほぼ我が家の使用電力は自家発電でまかなえている。さらに関西電力に売電できている。梅雨に入るとちょっと心配だが、4月から10月くらいまでは、関西電力の電気を買わないでも済みそうだ。もっとも設備費などの費用があるので、電気が無料というわけにはいかないが、少なくとも原発の電気を使わなくても良いというのは、精神的にすごくうれしい。ソーラーパネルの発電量と買電量を表示するパネルが部屋に取り付けてあるが、そのランプがオレンジ色だと買電しており、ブルーだと売電していることになる。ソーラーパネルを設置して以来、このランプが常に気になる。青いランプがつくとなんだかうれしくて、拍手したくなり、青いランプが時々オレンジに点滅し始めると、太陽頑張れとつい大きな声で応援したくなる。ランプだけではなく、数字でもいまいくら電力を使っており、発電量はいくらというのが表示板で確認できると、ついつい少しでも電気を消して回る。ソーラーパネルを設置しなくても、この使用電力の表示板だけでも、節電効果は非常に大きいのではないかと思う。

 電力会社や原子力ムラの脅しと圧力に負けないで、今年の夏を過ごしたい。エアコンは毎年使わない生活をしてきたが、新しい家はどの程度暑くなるのか、ちょっと心配している。もっとも今のところ、エアコンは買っていない。電力会社や野田政府のやり方をみていて、エアコンを買わないままに生活する決意を新たにした。

とにかく声を出そう 脱原発へ

2011-05-10 | 環境
5月6日、連休の合間の夜、京都市内で「週刊金曜日」の読者会があった。久しぶりに出席してみんなの原発事故に対する怒りを肌で感じた。その日参加した人たちで、とにかく意見を表明しようと、以下の文章を急遽まとめた。いろんな集まりで、とにかく声を出していきたい。浜岡原発は、どうやら停止になった。しかし、廃炉ではない。まだまだ声を上げ続ける必要がある。


   声明
「週刊金曜日」京都読者の会

 私たちは京都内外に住む「週刊金曜日」の読者の集まりで、一昨年12月から現在まで毎月第一金曜夜に例会しています。3月11日東日本に発した大天災・大人災は京都では幸いに大過を免れていますが、拱手許されず、ここに声明します。

1) 原子力発電は、先の世界大戦後、アメリカで広島原子爆弾の燃料に使ったウランが余り、これを”原子力の平和利用 Atoms for Peace(アイゼンハワー大統領)"と称して開発された。
2)ウランを主事に核分裂させるのが原子爆弾で、ゆっくり核分裂させてエネルギーを発電に回すのが電子力発電であること。すなわち、原発は核兵器製造の副産物以外のなにものでもなかったこと。
3)軍隊は、いくら戦争防止、平和のためと言っても本質が武力、人殺しであるように、原子力発電も、いくら平和利用と言っても本質は兵器製造の延長上で、科学技術者や経済人たちの知識欲や財力の追求、充足の対象でしかないこと。
4)長崎原子爆弾に3kg使われた燃料のプルトニウム(日本はもう36トン蓄積)は半減期が2万4千年。この一事でも見れば、原発推進の愚、王様が裸なのを子供だけが笑える愚は、もはや許されていないこと。
5)原子力発電はすべて止めなければイケナイ。とくに、静岡県御前崎市の中部電力浜岡原発は、今すぐ操業を止めよ。日本原子力研究開発機構は、今すぐ福井県敦賀市の高速増殖炉”もんじゅ”の廃炉を表明せよ。
6)自衛隊は全隊員の約半数10万人が東北日本で人命の救助、捜索、物資の確保、搬送に従っている。有り難い。これから、自衛隊は緊急災害救助隊などに衣替えし、活動を続けていかれるよう要望、提案する。
7)私たちは、今後とも1~6により適った暮らしを求め、生きていく。

A/A67(2011)年5月6日
(*A/A=After Atomic ヒロシマ・デーを元年とする核歴)

大阪のおばちゃんの原発井戸端会議

2011-04-23 | 環境

原発とエネルギー問題について、10分でわかる小冊子!(大阪おばちゃん井戸端会議風反原発冊子)が作られました。

「関電の原発を止める会(大風呂敷)(仮)」有志が、17日、京都・鴨川三条河川敷で行われたイベント「原発もうムリ!4.17鴨川大風呂敷」のために原発について考える小冊子と大冊子を作りました。

http://stop-genpatsu.up.seesaa.net/image/stop-g.pdf 

わかりやすく、福島原発の出来事とこれまでのエネルギー政策の問題点、これからのエネルギー政策について、井戸端会議をします。ぜひ読んでください。