新テロ特措法が参議院で否決されたというのに、時間もおかないですぐに衆議院で再可決して成立した。憲法に書かれている手続きだとはいえ、いったい二院制の意義をどう考えているのだろう。参議院と衆議院で何らかの話し合いがあってしかるべきではなかったか。そこは河野衆議院議長と江田参議院議長の見識が問われるところだ。
ところがこの重要法案が衆議院で再議されている最中に民主党の小沢代表は本会議を抜け出て大阪に選挙応援に行ったとか。あきれて物がいえない。どうせ俺がいてもいなくても一票の違いでしかないし、選挙が大事だからと抜け出たのかもしれないが、国会議員としては不見識きわまる。ましてや民主党の対案が衆議院に送付された後なのだ。採決に加わらないとは信じられない。
どうも小沢一郎はテロ特措法にこだわる福田首相と決定的に対決したくないのではないか。昨日の党首討論を見ているとそう思わざるを得ない。馬鹿丁寧に首相を持ち上げ、首相の難点を追求しようとしない。首相に「そのとおり」「ごもっとも」と言われて、それを否定しない。どうみても小沢さんは福田さんからの大連立話しを引き受けて、党に帰って拒否されたのを福田さんへの引け目と考えているらしい。話の節々にその意識が漂っている。
そして今日の採決を棄権するという行動だ。やはりそうだったかと思わざるを得ない。政権交代を迫る民主党の党首として、小沢さんはもう役割を果たせなくなったのではないか。もしこのまま総選挙で民主党が第1党を獲ったとしても、首相が小沢さんでは大連立はかならず復活するだろう。
この際、民主党は小沢党首を降ろした方が良い。もう小沢さんの役割は終わった。徹底的に自民党的な政治をなくしていくためには、前原のような自民党右派も切り、あたらしいリベラルな民主党に生まれ変わる必要がある。
ところがこの重要法案が衆議院で再議されている最中に民主党の小沢代表は本会議を抜け出て大阪に選挙応援に行ったとか。あきれて物がいえない。どうせ俺がいてもいなくても一票の違いでしかないし、選挙が大事だからと抜け出たのかもしれないが、国会議員としては不見識きわまる。ましてや民主党の対案が衆議院に送付された後なのだ。採決に加わらないとは信じられない。
どうも小沢一郎はテロ特措法にこだわる福田首相と決定的に対決したくないのではないか。昨日の党首討論を見ているとそう思わざるを得ない。馬鹿丁寧に首相を持ち上げ、首相の難点を追求しようとしない。首相に「そのとおり」「ごもっとも」と言われて、それを否定しない。どうみても小沢さんは福田さんからの大連立話しを引き受けて、党に帰って拒否されたのを福田さんへの引け目と考えているらしい。話の節々にその意識が漂っている。
そして今日の採決を棄権するという行動だ。やはりそうだったかと思わざるを得ない。政権交代を迫る民主党の党首として、小沢さんはもう役割を果たせなくなったのではないか。もしこのまま総選挙で民主党が第1党を獲ったとしても、首相が小沢さんでは大連立はかならず復活するだろう。
この際、民主党は小沢党首を降ろした方が良い。もう小沢さんの役割は終わった。徹底的に自民党的な政治をなくしていくためには、前原のような自民党右派も切り、あたらしいリベラルな民主党に生まれ変わる必要がある。
