物欲あり

2020-01-02 | 日記

              

デンマークのルイスポールセン社から昨年発売されたフロアランプ。一目惚れである。美しい佇まいのフォルムであると思う。ガラスのランプシェードが琥珀色であるのが優雅である。それに、支柱とベースとアームが真鍮であるというのが、いい。これは新潟市にある県内唯一のフリッツ・ハンセンのショップで実物を見ているからで、一瞥、僕にはその立ち姿といい、法隆寺にある国宝・百済観音像に見えるのだった。言い過ぎかもしれないが、時には、プロダクツにも一個の魂が宿ることさえあるのだ。“ Limited 2019 ” というのも、何かソソルものがありますね … (少しミーハー的に言えば、2019個もの限界を超えた!ような)。やっぱり値段も一級であるところが、何とも言えないのであるが。デザインは勿論、ポール・ヘニングセン (1894-1967) である。(西脇順三郎も1894年生まれであった)
ところで、このランプの名称は “ The Water pump ” と言う。形から見てもそのまま「水汲みポンプ」であるのが、面白い。この「ポンプ」、欲しいと思う。今日が2日で、お正月の夢はまだ見てないから、ここにこれを書いておけば、きっといい(初)夢が見られるだろう。

 


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