一つの風景

2017-12-19 | 日記

     

先日終了したばかりの「コレクション展」の最終日の外観。今ではもうこの風景は失われている。しかしこの展覧会期間中には、僕の中に思い出としての「抽象画としての紅色の円」が描かれたのだった。その円は実際のキャンバスに定着されて僕の部屋に戻ってきたのである。忘れがたい思い出を詠む。

           雪の日に遠方より来たるフェアリーは残香清かに紅色の円