奉納された火炎

2016-02-21 | 日記

        

先日の「栃堀 裸押合まつり」での火炎。カメラの中にあった一枚で、曇り空の寒い今日のような日曜日には、暖かい写真がごちそうである。火の周りで無料の甘酒をいただいて、もらったお御くじでお神酒も当たって、心身がとても温まった夜だった。

“火炎”と言えば、やっぱり速水御舟(1894-1935)の作品で、山種美術館にある重要文化財の日本画『炎舞』(1925年)である。画集かなんかで見たのが最初で、何故か脳裏に焼きついていて忘れられない絵である。ネットから美術館の絵をコピーして掲載する。「押合まつり」の炎とはその静寂さと神秘さがまるっきり違うが、ま、炎ということで並べて見ても面白いと思う。