昨夜、近くの巣守神社で「栃堀 裸押合まつり」があった。年中閑散とした村は、この日一番の賑わいだった。毎年2月第二土曜日に開催される奇祭といわれる伝統行事である。
文庫本でこういう建築の本が読める時代になったのは嬉しい限りである。建築の本は得てして大型で価格も高めであるが、文庫本サイズだといつでも鞄の中に放り込んでおけて、いつでも読めるから嬉しい。この『自然の家』はライトの住宅論として最も興味ある本である。東洋、特に日本文化になみなみならぬ興味を示したライトの空間感覚を知るに絶好の読み物である、と思う。また『日本の家』はTOTO出版から出ていた本だが、昨年に文庫版になった、ということであるが、ここにライトの本と並べて写真に撮れたのは、面白い、という他はないのである。しかもこの二冊を、東京の友人から昨日一緒に送られて来たのには驚いたし、それに贈り物ということだったからこれも嬉しい。ユウジンよ、感謝します。