京都発・町家・大工はんなり日記

京都で仕事と道具を楽しみながら毎日過ごす。

鉋台 オーク製作所

2007-04-14 20:36:27 | 人物訪探
鉋台

鉋や鑿を作ってくれる鍛冶屋さんも少なくなってしましたがこれより少ないのが鉋の台打ち屋さんです。

オーク製作所の堀場さんを訪ねてきました。倉庫には鉋の台になる白樫の木が山積みにして乾燥させてありました。私のように台打ちが上手くできない物にとっては心強い限りです。

以前に墨付けを教えて貰っていますので台を打つのを見てひとつひとつ自分なりに確認をしてきました。いずれは自分で理屈をわかり理解して挑戦しようと思っています。

それにしてもでかい玄翁です。これを使って幅の広い鑿を立てて一撃で口を切っていきます。

なんか帰る頃にはやれる気分になっているのが不思議な感じでした。
見回すとどれもよく使われた道具に取り囲まれていた1日でした。

ご近所の桜

2007-04-13 22:30:20 | Weblog
ご近所の桜

ここ一週間はたっぷりと桜を見ることが出来ました。

作業場前とご近所の桜です。「花が咲いたような」と言いますがまさにその通りでウグイスや他の小鳥のさえずりの中で楽しい仕事に励んでいます。

まさに極楽ですなあー。

菜の花

2007-04-11 17:35:44 | Weblog
菜の花

世間は桜一色ですが春はおぼろ月と菜の花も良い物です。

作業場に通う途中にある菜の花畑を通ると目が覚めます。

春霞の中を朝から気持ちいーい。

場所は修学院離宮近くです。時間に余裕のある方はぜひどうぞ。

平安神宮

2007-04-05 22:15:30 | Weblog
平安神宮

私の中学校の校区にある平安神宮の應天門(神門)です。本殿もそうなのですが今まで気づかなかった事がありました。神社と言えば日本建築ですよね。しかしよく見ると疑問なところがでてきました。

建物全体と屋根の形はは良いのですが瓦の色が問題なのです。普通は京都で言う所のいぶし瓦だと思うのですがここはグリーンの陶器の瓦が葺いてあるのです。

もちろん建築は中国から伝わってきたのでしょうが瓦だけが何故か中国なのです。

これで正しいのでしょうか?今思い出すと奈良の朱雀門もこの瓦でしたでしょうか?

京都春爛漫

2007-04-03 21:53:27 | Weblog
京都春爛漫

京都の街がいよいよ桜が咲いて春爛漫花に浮かれて人々が出てきます。ついこの間まで寒くて人影もまばらでしたが花と一緒に春を愉しんでいます。

写真は京都洛北の哲学の道ですが近くで仕事をしている道を尋ねられて道案内に大忙し。

この哲学の道沿いに植わっている桜の木は銀閣寺近くにある白砂山荘を創った画家の橋本関雪が植えた物だと聞いています。

台直し鉋(立て鉋)

2007-04-02 22:14:19 | 道具箱
台直し鉋

私は台直し鉋の良いのには当たりませんでした。それは自分自身が真剣に研いでいなかったかも知れませんが。

よく考えれば鉋は台の仕立てをしっかりとしていないとよく切れませんよね。鉋の下場をペーパーでやる方法もあるのですがやはりペーパーですからざらついたりペーパーの砂が噛んでいると思います。

下場はやはり台直し鉋で仕上げたいです。そんなことで筋が消えるまで丁寧に研いでみました。

良い訳になりますが時間がないのでゆっくりとは行きませんが台直し鉋も時間を掛けて仕上げたい物です。

清久ファン倶楽部30

2007-04-01 20:48:33 | 道具箱
清久ファン倶楽部

ステッカーいやいやその呼び方は無粋です。神社やお寺に貼ってある千社札です。

同じ「清久ファン倶楽部」の兎月院さんが作ってくれた物を戴きました。

私の仲間とやっている「ほんまもんの会」の名前もしっかりと入れて貰っています。

なかなかセンス良いですよね私は道具箱などに貼って愉しんでいます。子供の頃ステッカー貰うと嬉しかったのを思い出したりして

清久ファン倶楽部29

2007-04-01 20:42:39 | 道具箱
清久ファン倶楽部

清久さんから以前に戴いた鉋の箱に貼ってくださいと言われていたのを忘れていました。道具を片付けていましたら大切に保管されて出てきました。

これを貼ると滅多にお目にかかれない鉋ですが本物だとわかって頂けると思います。

最近ですが贋作を見かけることが何度かありました。残念なことです。

鍛冶屋さんは自分の作った物に誇りを持って居られるのですからそれは無いでしょうと言いたいです。

チョットふるいですがギター侍と同じで「ざんねーん」