清久ファン倶楽部95。意中の温度
この鑿も焼き戻し温度100℃なのですがご覧のように刃こぼれが起こりました。
何度研ぎ直してもやはり刃こぼれは止まりません。
こんな事になるのですよと清久さんから送られてきた物です。
これは焼き入れする時の温度が清久さんが思っていた温度ではなかったそうです。
意中の温度で焼き入れが出来ない場合はこうなってしまうのだそうです。
この鑿を通常の焼き戻し温度で仕上げると全く問題のない鑿になるのですが切れ味や掛かりが少し劣ります。
白紙1号というのはやはり難しい鋼なのでしょうか?????
今夜のお勧めの曲はビートルズで「ノーリプライ」