虹のむこうがわ  ~安曇野ペンションあるかすblog~

「あるかす」とはラテン語で虹(arcus)&ギリャ神話の星座(arcas) ~店の裏側もこっそり綴ります~ 

夏休みの思い出

2012-08-17 22:20:47 | 家族
ニジ・マスオ、子供の頃の夏休みといえば、母方の祖母のところへ行くのが1番の楽しみでした。私が生まれた時に、祖父母の中で唯一存命だったのが、この母方の祖母。
兵庫県北部の、今でいうと香美町香住区八原。当時住んでいた相生からは、姫路まで出て、播但線の急行列車で2時間半。城崎を過ぎ、右側に日本海が見えるとわくわくしたものでした。
祖母の家は昔からの農家で、玄関入ると大きな土間。母屋の中に牛を飼っていたり、お風呂が正真正銘、五右衛門風呂で、踏み板はあるものの、下で薪が燃えている時は熱くて難儀しました。寝る時には、掃き出し窓を開け放って蚊帳を吊っていました。
藁草履を借りて、すぐ近くの矢田川で魚を追いかけたこと。その流れる先に、赤い大きな吊り橋がかかっていたこと。縁側で西瓜を食べながら、従兄弟たちと種を飛ばす競争をしたこと。(工事に使う)一輪車に乗って、従兄弟に押してもらったこと。うん、だんだん思い出してきた。ある年は、三田浜まで海水浴に行ったはいいけど、帰りのバスがなくて、香住駅まで延々歩いたこと。物凄く遠く感じたけど、今地図を見るとそんなでもなかった。。。でも、暑くて遠かったことは、行った全員の共通認識。
それから、子供心に憧れだったのが、透き通った羽で、とてもスマートな印象があったミンミンゼミ。何故か相生では茶色いアブラゼミばかりだったので、とても心に残ってます。
食事も、今考えると大変だったろうな。母は兄弟姉妹も多くて、一族合わせると20人以上いたように思います。座卓を並べて皆で食べた記憶があるけど、用意やら後片付けやら、どうやってたんだろう。

さて、我が家の子分達。小学生の頃は、夏休みに帰省したこともあるけど、お店の忙しさに、最近は夏はご無沙汰です。もっとも、こちらの方が余程「田舎」だし、涼しくて過ごしやすいんだけど。。。
とはいうものの、これを書きながら、夏休みは無理でも、ちょくちょく連れて行きたいと改めて思いました。(ニジ・マスオ)



コメント
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