運動用具と技術向上

道後を大切にする気持ちが、技術を向上させる。
　　　　　　　　　　　　　　　　　谷沢健一


今朝の「折々のことば」は、元中日ドラゴンズ
主軸打者の谷沢さんの教えを紹介している。

ものを大事にするかしないか、年代にも関わり
がありはしないか。

我々の時代が戦後の厳しい物資不足を経験して
いるだけに「物を大事にする」習慣が身につい
ている。

習慣が物を捨てないで溜めこみ、後世代ともめ
るもとになったりもするが。


だけど、ゴミを溜めこむのと、大事にするのと
では、大きな違いがある。


まして、自分が打ち込んでいるスポーツの道具
を粗末に扱ってはいけないと思う。

テニスプレーヤーが失敗を道具にあたり ラケ
ットを地面にたたきつけるシーンは見苦しい。


谷沢さんは、東大野球部のコーチを務めている。
道具を道具と割り切る部員たちに道具の取り扱
いから伝えた。



その結果だろうか、東大は９４連敗を食い止め
た。

すぐ結果を求めて道具を大事にせよ、というこ
とではない。

結果として、勝利に結びつくものと、「折々の
ことば」は教えている。

歯があるから痛いーぶつぶついうな

「型取りがうまくいかなったので・・」歯医者さんから
申し訳なさそうな℡。

あの暖かい粘土のような物体を張り付けるだろうと思っ
ていたら、麻酔をうってピーピー、ガリガリと歯を削る
やら、慣らすやら。

微調整を超える治療だった。



思った。

神経があるから痛い。
歯がない人から見れば、がりがりいわせる歯が残ってい
ることを有難く思え。

は、はぁー。　　　　　文句はいいません。

阿藤快さんの大動脈瘤破裂

阿藤さんを直接知っているわけではないが、なんだか身近な
俳優さんに思っていた。

その阿藤さんが大動脈瘤破裂で亡くなった。自覚症状の少ない
病気だということだが、「背中が痛い」とか予兆とみられる
症状があったらしい。

ネットで調べると、司馬遼太郎、アインシュタイン、俳優で
は藤田まことさんがこの病気で亡くなっている。

動脈瘤は破裂するまで、症状がなく突然破裂して死にいたる
恐ろしい病気と知った。

でも、血圧は高いか、喫煙者かなどさぐればなにか下地はあ
るものだ。


日頃から、健康に関心をもって、自分の体を自らが点検して
異変が見つかれば、直ちに行動することが必要だ。




私にとってこわいのはがん。



阿藤さんのご冥福を祈ります。

おにぎり一個で何人分？

被災者が５百人いて、おにぎりが１00人分しかない。

消防士さん、あなたならどうする？

「一個を半分にする」

大阪のおばはんの答え。

「雑炊にしたらええがな」


もしかしたら爺からの質問。

１０００人いたら？


・おかゆにする。

・雲水のおかゆにする。

（雲水のおかゆとは天井が写るくらい薄い水の多い
　おかゆのこと）


・落語に出てくるかまぼこは向こうのが見えるくらい
　薄い。
・東北大震災で見舞いに行った人が持って行った羊羹
　を細かく切った。
　

術（て）はなんぼでもる。

無駄ないレッスンのテニス教室

二つのテニス教室を通っている。

８０からの手習いだから、上達をのぞんでいない。

どこまで、ついて行けるか、がまず目標。

一つは室内コート。

先生は二人いて、生徒は8人だから指導内容が濃い。

なるほど、これが理想的教室指導か。

1時間余り、コマネズミ（見たことはない）のようにコート
を動き回って、水分補給くらいしか休み時間がない。

だけど、へとへとにならない。それほど、疲れない。

やっぱり、指導がプロである。

南禅寺、天授庵の紅葉を求めて

南禅寺の紅葉、今年はどうだろう。
天気が回復したので、地下鉄で出かけた。

行ったところは南禅寺山門横の天授庵。



拝観料４００円払って紅葉が有名な庭園へ。



訪れた観光客は静かにきれいに整備された庭を眺める。



南禅寺山門にも、人が。絶景、絶景と叫んでいるのかな。



庭の池に散ったもみじの下で鯉が泳ぐ。



中に入れないが、座敷から庭を見る。

いつぞや、紅葉が真っ赤だった。

ガラス戸を通して、畳まで赤く染めていたのだが。



山門付近は大勢の観光客。

近くに永観堂、哲学の道があるので、南禅寺が出発点となる。

鍋になった塩ラーメン

下の孫が小さい頃から、塩ラーメンが好きで、私も嫌いでは
ないので、家にストックしてある。

スーパーで「塩ラーメンが鍋になりました」鍋専用とうたっ
ている。



早速、試してみた。

袋には鍋スープと麺が入った小袋が二つ。
小袋一つが2人前。

作り方は簡単。鍋をつくる要領で野菜、肉、なんでもぶっこん
で煮て、中太麺のラーメンを入れる。

味は塩ラーメン。
味は濃いな、と思ったので、成分表をみたら、ナトリューム
4グラムだった。

濃いと思う人はスープを飲まずにラーメンと具の野菜類を食
べるといい。

味は塩ラーメンそのものだから、好きな人はお試しあれ。

80の手習いのテニス教室

二つのテニス教室に通っている。

８０の手習いだが、素地は長年続けてきた軟式テ
ニス（ソフトテニス）にある。

京都市のテニス教室のコーチを１０年努めた男が
なんで硬式テニスの学校に通うことになったか。

それも一からの修行なのだ。

それは、一から習うことで、硬式テニスをいい加
減で習うことではない、気持ちの表れと見て頂き
たい。


最初、ついて行けるかと思うほど、しんどかった。

老骨が揺さぶられているのだ。
ボールが打てる、打てないの問題ではなく。
身体がついて行けるか、極めて深刻であった。

しかし、ようやくラケットが手についてきた。

具体的には、ストロークはウェスタングリップが
硬式では当たり前だが、ボレー、スマッシュ、サ
ーブはイースタンまたは薄く持つ。

あらゆるグリップを駆使しなければ、硬式らしく
ない。
これも慣れつつある。自然とそうなる。

コーチはとくにグリップについて指導はとくに受け
ないが、自分で工夫する。

ままならぬ歯科診療

80歳で歯を２０本残すのが理想とか。
先日顔を合わせた兄弟たちも、入歯ばかり。
最年長の私が28本自分の歯だというと、皆沈黙。

ここ10年歯医者さんは上越市の医院に頼っていた。
3か月に一度の割合いで上越を訪れると、歯の検診
を受けて来た。

虫歯など他の患者が数か月治療するところを、2週間で
京都へ帰ると告げると、連日のように治療に当たって
もらえ、帰る日までに治療は完了していた。


上越は歯科医院の多いところ。子どものお医者さんも
あちこちに見られ、医療が充実した都市と見ていた。

ところが先日、京都で歯がしくしくしてきた。上越で
は間に合わないとみて、近所の歯医者さんに診てもら
った。

その医院は患者さんで大忙しの流行っているクリニッ
クだった。

患者の扱いも手慣れたもので、虫歯の診療もあっと言
う間に終わった。



このままでは、うまく行き過ぎ。

やはりー、


会計を終え、次の診療日を告げられた。

「金属の歯がはいるのに、最低2週間かかりますので・
・・３０日に来てください」

「え？　2週後？」


「上越では中３日なのに」という言葉を飲み込んだ。

２９日に上越で約束があったのに。。。。


旅の予定が狂った。


最終回で逆転のホームランを打たれた思いだった。


うまくいかんね。この世の中。

大原の紅葉はこれからか

天気がよかったので、車を大原まで走らせた。
京都の街中は色づいてはいるが、紅葉真っ盛りとは
いえない。

それで、北上してもうちょっと、もうちょっととつ
いに、大原まで行ってしまった。



いつも行く野菜の里には、近くで収穫した野菜がい
っぱい販売されていた。



敷地の片隅には石の子供を刻んだ像が売られていた。
妙に新鮮であった。