人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

記事にフィルターかけなかったのかい

2014-04-25 07:57:14 | 不思議な話
新聞から学ぶことは多いが、25日の朝日朝刊から。

・ミャンマーの孤立から

・池上彰の「学歴フィルター」

・京都・姉小路の町家再生

▽「ミャンマーの試練」 インタービューでミャンマ
ーの歴史家に聞いている。
世界から経済制裁を受けた結果、人道援助が他の途
上国の1割に減った。結果、結核やhivで死んだ国民
がたくさん出た。
目標の軍幹部は影響を受けず、政商たちを喜ばせた。

〈なんのこっちゃ。今も経済制裁は日本もやってるよ〉

▽池上さんが「新聞ななめ読み」で書いている。
ある私大学生がネットで志望企業の説明を受けようと
したら、「満席」で断られた。大学にフィルターがか
かっていた。池上さんは「差別を助長したらどうする」
と指摘。
その紹介記事で、断わられた大学名を新聞は書いてし
まった。朝日は配慮が足りなかったと紙面で詫びた。

〈記事にフィルターかけなかったのかい、デスク〉

▽築100年を超す町家が残る姉小路通で市の事業で26軒
が改修工事完了。

〈街のど真ん中。今日、行って来よう〉



次々起こる「良い結果」に感謝

2014-03-10 07:59:57 | 不思議な話

我が家の花瓶に咲く桜の小枝は、小さいながら

花びらを目いっぱい広げているが、外の寒さは

真冬並み。まさに名のみ、である。

東北の大震災の人たちの中には、「3月はない方がい

い」とまで3年前の災害を表現する。

しかし、我々ソフトテニスマンは、3月16日に開く

FST大会に向けて準備を進めて来た。

今年も100人を超すエントリーがある。

3年前、大震災の直後にテニスをしてもいいものか迷

ったが、「必ずお参りにゆく」と心に誓って試合をし

た。

そして、昨年10月に石巻へ鎮魂の旅行に出かけた。

石巻市で大きな犠牲を出した大川小学校で「阿弥陀経」

を読んだが、目は経文を見ていない。ただ、子供たちが

哀れであった。

その後に、出来事が相次いだ。

FSTに「優良団体」として文科大臣表彰があった。

再手術の危機に陥ったわが食道は、「手術の必要なし」

に決まった。そのほかにも、身体にいい結果が出ている。

ついでに、孫は国立大学に受かった。

これらの出来事は「偶然」に起こったものか。

私はそう思えない。

大きな力が働いていると思った。

 

ただ、感謝あるのみである。

 


カラスやハトはどこへ行った

2014-02-19 22:47:18 | 不思議な話

かなり前から気になっていたが、マンションの周りで、

カラスの鳴き声が聞こえなくなっている。

朝、カラスが鳴くのは情報通信と聞いたことがある。

どこそこにエサがあるとか。

昔からの言い伝えでは、人が死ぬとカラスが鳴く。

カラスだけでなく、マンションでは嫌われ者のハト

の姿を長い間見なくなった。

ハトはお稲荷さんでたくさん見ていたので、本宮へ

車を走らせた。

ハトはいない。

本殿の裏に立つ鳥居並木に入る。境内に鳥の標識たっていて、

メジロなんかがいると書いてある。

時期がずれているかも知れないが、鳥の気配はなかった。

鳥はどこへ行ったんだろうか。

少々気味が悪くなってきた。

 

 

 

 


まあ、まあ、よう来てくれはった

2013-11-09 21:13:47 | 不思議な話

忙しそうだったので、名乗らずカウンター席にyさんと

私は座った。テーブルをはさんで調理場。客席はカウ

ンターに10席くらい、廊下をはさんで畳にテーブル席

が4つ。以前とまったく変わらない。以前は奥の調理場

で、おやじさんが、油ものを揚げていたが、その姿はな

かった。

生ビールを二つ注文。私は口をつけただけ。しばらく

yさんとおしゃべりしたあと、雑炊を頂く。これが滅法お

いしかった。今日は私がお祝いさせてもらう、とyさん

は私に勘定をさせない。

私は席を立つと、初めて「ykです」と言った。

それを聞くやいなや、女将は急いで私に寄って来て「や

っぱり、ykさんやった。そうやないかな、思うてました」

と手を握った。

9年ぶりの再会であった。

 

妻が亡くなった時、女将はマンションまで来てくれて、お

参りするやいなや、骨壷を胸に抱くと「しんどかったん?」

よしよし、と語りかけた。そして、「いっしょにご飯食べた時、

うなぎの骨がささって、お医者さんに取ってともろうた、いう

てはった」と思い出を話した。

当時は店でも、おばあちゃんが亡くなって不幸があった。

二人は仲がよかった。だから、妻が亡くなった時は、女将は

大層悲しんだ。

 

「娘さんはどないしたはる? 今もお一人で?」

店の玄関口で質問責めにあう。

「今度、また来るし」

「ぜひ、来てください」と見送る「くいしんぼ」の親子。

「行く所が増えましたな」とyさんぽつり。

 


妻の遺骨を抱いてくれた女将と再会

2013-11-08 18:40:24 | 不思議な話

先斗町は灯がはいって人通りが多くなった。「山とみ」では、

お客さんが入れ替わっていた。

「72やさかい」

女将さんが言う。

そうか。私よりずっと下やった。

友人のyさんは、おでんがうまいといって大根を注文する。

女将さんは、昔ポスターにも描かれるほどの別嬪さんやっ

た。いまでも面影がある。愛想がよく、客あしらいがうまい

ので、客は絶えることはない。

 

かつて妻と娘を連れてここへ来たとき、水戸黄門の助さん

がいた。そう、この店は役者がよく来る。とくに南座で芝居が

かかると、名の知れた役者が顔をだす。

その時の店は一段と賑やかだった。助さんはなにを思った

か、娘に色紙を書いてくれた。ねだったりはしていないのに。

改めて色紙を見るとー

「63年4月、横内正 暴れん坊将軍 大岡越前の守」  

あれ? 助さんとばかり思っていた。あれから、25年か。

 

先斗町を抜けて、高瀬川をわたり、河原町通り向かう。

「昔、このあたりによく行ってた店がありました・・が・・

あらー、なんや、あるよ???店、無くなったはずやの

に」

《くいしんぼ》

青地に白抜きの忘れもしないネオン。

周りの飲食店に負けじと輝いているではないか。

「ちょっと、入ろう」 yさんに声をかけると入り口の戸を

開けた。

「いらっしゃいませ」の声はない。

中は込んでいた。

 

 

 

 

 

 


久しぶりに先斗町で呑む

2013-11-07 22:31:42 | 不思議な話

文部科学大臣表彰をお祝いするからと言って吹矢の

友達のyさんが大阪から京都へ出て来てくれた。

yさんは私より10歳くらい若い。二人はカルチャーセ

ンターの吹矢教室で知り合った。彼は吹矢に才能が

あるのだろう、すぐに頭角を表し、昇段試験を次々に突

破していった。そして、指導員の資格を持つ4段に昇格

した。(私は初段のまま)

二人とも教室を卒業した形だが、うまが合うので、時々

会っていた。がんの手術を受けた時は見舞いに来てく

れた。

 

二人は京阪・四条駅で待ち合わせた(今では祇園四条

駅と呼ぶが)。

行くところは決めていた。先斗町だ。私は酒を呑まなく

なって、数か月過ぎている。酒を飲まなくなると、飲み

屋はもちろんのこと、食べ物屋にも興味が薄くなる。

先斗町には半年前に来たが、ブログのネタさがしが目

的であった。その時にも、狭い路地に店が増えていた。

今度はさらにいろいろな店がいろいろ着飾って出店して

いた。新しい店はなんだったかというと、お茶屋だったと

思う。

記者をしていたころ、よく訪ねた店がいくつかあった。その

中で、老舗の1軒が「山とみ」であった。おでんがおいしい

ことで知られるが、看板の女将さんに多くのファンが集まり、

 いつもカウンターを常連たちが取り巻いていた。奥や2階

にも部屋があるが、通は、女将さんが陣取る入り口の背も

たれのない椅子に座る。

二人が「山とみ」に来た時は6時前だったが、すでに店は

いっぱいだった。と、その時2席空いた。名物の女将もい

た。

牛のよだれのような文章で恐縮だが、今回はここまで。

次回は別の女将と劇的再会がある。題して「妻の遺骨

を抱いてくれた女将さん」


ホテルに返金してもらいに行くの?

2013-10-31 18:56:53 | 不思議な話

「違う食材やなんて、なめとんか」

怒りの収まらない客たちが、ホテルに料金の返還を求め

ているんやそうな。これまでも、8年も払い続けたホテルも

あったというから、食い物の恨みは恐ろしい。

昨日、京都駅のホテル喫茶に行ったが、人の多さに少し

驚いた。ホテルのコーヒーは高いがうまいと思う。

コーヒ一杯で1時間半いた。

京都駅で友人と心ゆくまでしゃべってのお値段。高くない。

近所に席にいたおばさんたちグループも長居のくちが多

かった。

普通の喫茶店と違う。やっぱり****ホテルのコーヒー

やと思う。

食べ物は違うのかなあ。

「あの肉違うたんやて。腹立つな。お金返してもらう」

それでわざわざ、ホテルまで行くか。

 


眉村卓さんと同じ体験

2013-09-24 22:41:04 | 不思議な話

風呂につかりながら、夕刊を見ていたらSF作家の眉村卓

さん(78)がこの夏、続け様に新刊を出したとのニュース

が載っていた。びっくりはその先である。

その眉村さんは、10年ほど前に妻を亡くし、昨年は自身も

食道がんの手術を受けた、とある。

一緒ではないか。年齢から妻を亡くしたのが10年前、食道

がんを患ったのは私が1年ほど早いだけ。

眉村さんのSF小説はまだ読んだことがない。

素人だが、SFは私も書く。

なんか急に眉村さんに親しみが沸いてきた。

小説は人生の終着点を視野にいれ、これで良かったかと自分

に問う作家自身の姿だという。

 

早速読むぞ!!


カメラ不調で宵山パー

2013-07-16 22:22:57 | 不思議な話

祇園祭は宵山。去年人出に巻き込まれ、えらい目に

遇ったので、今年は3時ごろ四条へ出かけた。

狙いは「船鉾」。今年は部分的に新調していると聞き、隅なく

撮ってやろうと張り切っていたのだが。

帰る地下鉄の中で調べたら、露出オーバーになっていた。

従って、隈なく撮った「舟鉾」は全て失敗。

辛うじて「綾傘鉾」が写っていた。

念のため持って来たコンパクトカメラは生きていた。

なので、「船鉾」の本陣はコンパクトで撮った。

ちまきを売っていた美人と「舟鉾」と記念のサインに筆を走らせる

世話役の写真を撮らせてもらった。

明日の祇園祭本番の巡行は失敗しないぞ。

しかし、なぜ突然カメラが不調になったか、原因は分からなかった。


警察が、慎重に、調べている

2013-06-29 15:19:21 | 不思議な話

星さん(朝日新聞)がジャーナリズムvsマンネリズムと

題して面白いことを書いている。

「予断が許されない」とか「先行きは不透明」など新聞

やテレビが安易に使う常とう句はいまだに幅を利かせ

いるという指摘。このところ、テレビによく使われている。

いろいろな報道をした後、締めのつもりで、つい使ってし

まうのではないか。

いつも、吹きだす文句。事件、事故でアナウンサーが「警

察が」「慎重に調べています」と云ってしまう。原稿に忠実。

警察でなくてどこが調べるねん、慎重に調べないでどないす

んねん。

児童が刺されたあと、逮捕された犯人が「否定しています」も

変。どこが変? いうてる私が変?