人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

高田高校の定期演奏会  

2021-05-04 19:39:44 | 楽器
高田高校の管弦楽団定期演奏会へ行った。
以前にも同校の演奏会へ行き、熱のこもった
演奏を覚えている。

あの時は新入部員も全員ステージにあげ、
ベートーベンの交響曲「運命」を演奏した
ので驚いた。

去年は新型コロナの、影響で演奏会は中止さ
れた。
そのせいもあってか、部員数も少なめ。
これで、チャイコフスキーの交響曲5番が演
奏できるのか。

本番になると、管楽器にobらしき人たちが
並んでいた(写真後部)。
そういうこと。


先輩たちががっちり後押ししているのだ。

京都にいるときには堀川高校の定期演奏
会に行きプロ級の演奏を聞きびっくりし
たものだ。もっとも、堀川高校は音楽学
校だから一般の高校の部活とはレベルが
違うのが当然。

でも高田高校に在学中に舞台でチャイコ
フスキーの交響曲を演奏したことは得難
い体験である。短い高校生活の中でよく
練習したものだ。

プログラムは盛り沢山。
若いエネルギーをもらった。
私がいまも吹き続けてまだ完成しない
「3つのロマンス」(シューマン)もあっ
た。

やはり楽器をやっててよかった。
下手なフルートが生きがいのひとつにな
っているし。















カワイの電子オルガン

2014-06-01 07:23:40 | 楽器


我が家には40年以上経ったカワイの電子オルガン
がある。娘が小学校に入るころに購入した。
ところが、1年くらいで練習をやめてしまった。

はたで見ていても、オルガンの先生の指導があまり
にも厳しかった。あれでは、オルガンだけでなく、
音楽そのものから離れて行くと思った。

そのあと、オルガンは私のおもちゃになった。
おもちゃといっても、その当時80万円したと思う。
高価な遊び道具だが、私の鍵盤楽器とのお付き合い
は古い。学生のころにさかのぼる。

お寺の日曜学校で、私がオルガンを弾くことになっ
ったが、弾けないから友人にピアノの先生を紹介し
てもらった。1年半か2年、先生宅に通った。

そのころは、初心者はバイエルから始める。
雪が降ってもバイクに乗って先生宅へ通った。

美人だから? いや、すぐにそう聞く。

私と同年齢の先生は魅力があった。
ピアノがぴったり人柄にあっていた。ピアノがこの
世になかったら、この人はなにしてたんだろう、と
余計な心配をしたものだ。

ある時、先生は私が通っていた金沢大学の交響楽団と、
ベートーベンのピアノ協奏曲第4番を共演したことが
あった。

後になって、この曲の魅力にとりつかれたが、先生は
この大曲を、ピアノの脇に置かれた小さな火鉢に時々
手をかざしながら演奏していた。

ということは、演奏会が開かれたのは冬だった。会場
に暖房施設はない。ぬくもりは大勢の人だけ。だから、
ピアノの右手横に火鉢が置かれた。いまでは、北陸な
らではの珍風景ではなかったか。


モーツアルトがいい

2014-03-29 22:25:56 | 楽器
モーツアルトのピアノ協奏曲を全部演奏する企画は
今年で5回目だそうだ。大体年に1回開いているそ
うだから、もう5年経っているのか。そのうち3回
私は行った。


場所はピアノの練習室だそうだから、客席は付け足
し扱い。でも、2台のピアノを弾くと、当分耳の底
にモーツアルトが残っていそうだよ。

21番、22番、23番を河野美砂子さんがソロパ
ーツ、上野真さんがオーケストラを受け持った。明
日のプログラムでは逆になるらしい。器用な事をさ
らりやってのけるのも、プロの世界。

ただ、オーケストラをピアノ1台で弾くと、オーボ
エもフルートも区別ができないので、ニュアンスが
ちょっとねえ。そこまでいうと、くろーとみたいだ
し、あんた分かっていうてんの?と聞かれそう。

逝くとき、前はベートーベンを聞きたいと思ったが、
今日は断然モーツアルトがイイと思った。

帰ってから『イイかも』にそういったら、「いいか
も。だけど死ぬとき、音楽なんか聞こえへんのと違
う?」だと。覚めたこといいやがんの。

モーツアルトp協奏曲全曲演奏会聞くために

2014-03-28 22:22:28 | 楽器
今度の風邪はきつかった。
昨日、ようやく上越から帰ったが、まだ咳は残る。

明日予定しているピアノ2台によるモーツアルトの「ピ
アノ協奏曲全曲演奏」を楽しみしているので、是が非
でも京都へたどり着かねばならなかった。

「全曲演奏会」とは、一部を除くほぼ全曲を何年もかけて
プロのピアニストが演奏する。初回だけ聞いたが、普通の
家の中のこじんまりとした会場で3、40人も入ればいっぱ
いになるであろうか。

お客さんの目の前にでんとある2台の立派なピアノ。

演奏家は河野美砂子さんと上野真さん。
演奏は土、日に二日かけてある。お二人がピアノパーツ
とオーケストラに分れて弾く。

曲目は21,22,23番。曲目を聞いただけで「行く!」
であった。

あとは演奏中咳がでないよう頑張らなければならない。

大きな音楽ホールで弾くピアノ

2014-03-03 16:29:46 | 楽器

京都コンサートホールへ行けば音楽に会える。

日曜日、ある音楽研究会が発表会をやっていた。

名前はいかめしいが、教室でピアノを習っている

生徒さんたちが日ごろの練習の成果を試していた。

私自身、71歳からヤマハのフルート教室の門を叩いた

こともあって、いくつもの舞台に上がったものだ。

コンサートホールは小ホールで演奏させてもらった。

フルートがなんとか吹けるようになった3年目。男性

合唱団から伴奏を頼まれた。日本の歌が主で何とかな

るだろうと軽い気持ち引き受けた。

ところが、舞台は京都でトップクラスの演奏会場である。

いつもは客席にいて舞台を見る者が、逆の立場になる。

自分の腕も顧みずえらいことを引き受けたと日が経つにつ

れ半分後悔、半分開き直って当日を迎えた。

開場してお客さんがどんどん入ってくる。競演するバレ

エ団の小さな女の子が舞台の袖から客席を覗きこみ、大きく

つば飲み込んだ。

 

そんなことを思い出しながら、生徒さんたちの演奏に拍手した。

客席には孫の演奏を楽しむシニアも見られる。舞台では椅子から

足が床につかない幼児から、なん年もピアノを楽しんでいる学生、

年配の女性ら。

うまい、下手でなく、楽器を通じてそれぞれの音楽をつくっている。

 

プロにない世界。いいなあ。

 


少しずつ賢くなる面白さ

2014-02-05 22:35:52 | 楽器

私の机の上にウィンドウズ7、と8が並んでいる。

7がだめになったと勝手に診断していた。ところが、いつも

使っている専用ネットはだめになったが、あと二つゲスト用

が生きていた。使えるのだ。8も年末に買った。

7でエクセルの表を見ながら8でワードを使うと、大変便利

であることが分かった。「当たり前や」という声が聞こえそう。

こんなことでも、老人は少し進歩する。

いま、楽譜はシャンソン集を開いている。「パリ祭」「パリの

屋根の下」「ラ・メール」などフルートで吹き、オルガンで弾く。

この上なく楽しい。オルガンは音が響くからイヤホーンを使って

いる。

ウィンドウズ8はNECのLAVIE Lを使っているが、簡単に

録音でき、しかもYAMAHAの性能の良いスピーカーがついている

ので、楽器の繰り返し練習の役に立つ。

そうそう、今日は無線LANをつけた。2本のコードがいらなくな

って机の上も心もすっきりした。


「旧友」を弾いて、ワンツーパンチ

2013-07-21 13:37:24 | 楽器

タイケ 「旧友」

再び、タイケ 「旧友」の話。

珍しいピアノの連弾です。なんの説明もありません。

うらやましいです。

私より先輩と思われる先生がご婦人方を従えて

威風堂々の行進曲を弾いていらっしゃる。

襟巻風のご婦人はショパンがお似合いかも。

譜めくりはお孫さんがいいでしょうね。

私も加えてください。

会場整備とか。

 

 


「白鳥」と遊ぶ

2013-07-16 21:53:59 | 楽器

フルートレッスン 大阪・兵庫・京都 SPSミュージックスクール 酒井講師

もともとチェロが弾く「白鳥」はフルートでもよく演奏される。
では、チェロとフルートと演奏するうえでの違いは?

弦楽器と笛の違いを指摘するのは、やさしい。
笛は息継ぎしなければ窒息する。
チェロはどんなに長い小節でも弾くことができる。

なんじゃい。

当たり前だ。

ただ、私は一番ヤマ場で息が足りなくなるのが、情けない。

酒井先生は山の頂上で息を継がず、次の小節にちょこっと
入ってから、息を継いでいる。

ははーこんな手もあるのか。

何回も何回も練習してもうまくいかない「白鳥」。

私はこうやって名曲と遊んでいる。

長生きしそう。


 


良い音楽会でした ありがとうございました

2012-11-26 17:05:54 | 楽器
24日の土曜日はIさんご夫婦と私の3人が出るコンサートでした。
場所は宇治市のキリスト教会で、京阪・宇治駅の近くです。

季節は紅葉が真っ盛り。行く道の途中にリンゴの形をした紅葉に
出会いました。面白いでしょう。
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教会は舟の形が特徴です。内部が礼拝堂、舟形の建物はそのままの
形で天井をつくっており、他にも斬新な設計が見られます。
音響が良く、ここでプロの音楽家もよくコンサートを開いています。

さて、この日のコンサートはクリスマスを先取りした雰囲気を出し
ていました。H先生の2年余ぶりに開く発表会。

1,2部は生徒さん達の演奏。子ども達が懸命に歌い、ピアノを弾
く姿に、いつも暖かい気持ちに満たされます。つっかえて弾き直す
のは当たり前。

その中で、目に止まったのは、身体の不自由な妹を支えながら共に
歌うお兄さん(多分)。音符一つ一つに全身を傾ける。これが、音
楽です。感動しました。

私たちは2部の最後に出番がありました。
主役のIさんはぴしっと正装しています。
ただ、Iさんの奥さんの姿がありません。音楽会を前に入院されまし
た。残念なことでした。
私たちが演奏する曲は、「そこにあなたがいることは」と「千の風
になって」です。

しばらくブログを休んで自宅で練習しました。いい年をしたおじい
ちゃんが音を間違える訳にはいきません。かっこ悪いのです。

リハーサルで音がかすれたフルートが鳴りました。本番前にフルート
に息を吹きこみました。暖かくなった、楽器は機嫌を直してくれまし
た。その間、うるさくしました。ごめんなさい。
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この日、テニス仲間と新聞社の同僚だった友人が聞きに来てく
れました。口々に「進歩の跡がある」「2人の息が良く合ってた」と
感想をいってくれ、練習の成果のご褒美になりました。

3部は私たちの演奏にピアノで加わっていただいたゲストのH先生や
バリトンのK先生、そしてこの日の音楽会をプロデュースされたH先
生も美声を披露されました。

いい音楽会でした。

(プライバシーを守るため、演奏者の名前と顔は出しておりません。
悪しからず)


近づくコンサート、緊張するなあ

2012-11-17 04:32:25 | 楽器
先や先や思っていたコンサートが24日に迫った。聞く方ではなく、
発表する側。久しぶりに舞台に上がる。
先日、発表会を主宰するH先生からプログラムを頂いた。

あるある私の名前が。フルート独奏とある。
でも、私を誘ったIさん夫婦と3人で演奏する。

Iさんが歌い、Iさんの奥さんがピアノ、私がフルート。
演奏する曲は「そこにあなたがいてくださることは」と「千の風
になって」。YOU TUBEを見る「そこに」は合唱が多い。もちろ
ん一人で歌っているのもある。

歌の内容は題名のように「そこにあなたがいてくださることは、
なんとすばらしいことか、うれしいことか」を8分の12拍子で歌い
あげる。


穏やかな歌曲で、フルートが伴奏となり、間奏に彩りをつける。

実際に音を出してみると、やさしそうでこれがなかなか。私
にはリズムの取り方が下手で、いまだにH先生にも指摘される。
音楽の基礎がなってないから、苦労する。


コンサートはH先生が主宰する。子ども達も発表するが、プロ
グラムを見ると、黒人霊歌やミュージカルもあるので、大人の
生徒さんたちも出演するようだ。

皆、緊張しているのだろうな。

年寄りもいつも平穏を求める生き方をすると面白くない。なに
かに没頭し、緊張する一瞬を求めた方がよい。刺激があって身
体にも良いよ。ぼけないと思うよ。

当日は。
まあ、なんとかなるやろ。