道後を大切にする気持ちが、技術を向上させる。
谷沢健一
今朝の「折々のことば」は、元中日ドラゴンズ
主軸打者の谷沢さんの教えを紹介している。
ものを大事にするかしないか、年代にも関わり
がありはしないか。
我々の時代が戦後の厳しい物資不足を経験して
いるだけに「物を大事にする」習慣が身につい
ている。
習慣が物を捨てないで溜めこみ、後世代ともめ
るもとになったりもするが。
だけど、ゴミを溜めこむのと、大事にするのと
では、大きな違いがある。
まして、自分が打ち込んでいるスポーツの道具
を粗末に扱ってはいけないと思う。
テニスプレーヤーが失敗を道具にあたり ラケ
ットを地面にたたきつけるシーンは見苦しい。
谷沢さんは、東大野球部のコーチを務めている。
道具を道具と割り切る部員たちに道具の取り扱
いから伝えた。
その結果だろうか、東大は94連敗を食い止め
た。
すぐ結果を求めて道具を大事にせよ、というこ
とではない。
結果として、勝利に結びつくものと、「折々の
ことば」は教えている。
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