人生アラカルト

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郷里へ帰る遺骨の妻

2022-09-16 19:46:30 | 新墓
長年住んだ京都を離れて越後の上
越市へきて早や3年が経った。だ
が、すでに墓に収まっている妻は
そのままにしてあった。

その後、上越に来てからコロナが
流行しだし、墓がある稲荷山にも行
きにくくなっていた。

先ごろから墓じまいと同時に、妻の
新墓を建てる計画が実って、役所へ
の手続きも終えていよいよ計画実行
となった。

お待ちどうさまでした。
お墓の中の奥様。
いつお参りができるのかと、待って
いた子供たちや親戚の皆さん。

私にも体に異変が生じています。
減少一方の体重が増えだしたのです。
多分、精神的なものと思います。

新しいお墓は年内にも金沢市の郷里の
お寺に建ちます。


お墓とは

2022-09-16 19:46:30 | 新墓
「私のお墓の前で泣かないでくださ
い」
ヒット曲「千の風」はフルートでも
よく吹く。

そこには私はいません
千の風になってあの大きな空を吹き
わたっています・・・

作曲した新井満氏の講演と歌を聞い
た。お墓にいないのか。ふーん。

お墓ねえ。
私はすでに京都の稲荷山にお墓を建
てていた。私は真宗の末寺の生まれ
だ。郷里金沢は真宗の信者の多いと
ころで知られる。

当然、死んだらお墓に入る、と思っ
ている。当然。

それで、大阪で在職中にお墓を建てた。

石川県の地方記者から徐々に大阪の本
社の近くに転勤、京都にたどりつた。
地方の田舎侍が上京に成功したように
喜んだものだ。

ところが退職後、病に倒れた妻が、先
に墓の入ってしまった。