人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

災害問い合わせに忙殺されて

2016-09-30 22:38:44 | 80はミステリーゾーン
役に立つから役場というのだと思っていた。

8月末の豪雨災害で19人が死亡した岩手県岩泉
町で、台風が上陸してから、役場は電話が殺到し
た。

職員たちは電話を受けるのに忙殺され、災害救助
に向かうことができなかった。

多くは町民からの問い合わせで、避難勧告も出せ
ず、電話の対応にかかりきりとなった。


昔、電話は文明の利器といったものだ。
しかし、災害が起こると、便利なだけに災害地に
集中、回線はパンク状態になる。

町民だけでなく、お見舞い、問い合わせ、取材も
多かろう。

そして、文明の利器は役場職員の手足を奪う結果
となる。

そうなることは分かり切った事態だが、「まさか」
と思ってるから、準備も警戒もしていない。

でも、多くの人達が亡くなったのだから、役場の
手足を奪うべきではない。


話は違うが、
先日、包括センターの係りの人がやってきて、相
変わらず「だましの手口の電話」が多いのだそう
だ。なかに引っかかる人もいる。

応対に出るからではないか。

私は、
まず、《0120》は出ない。ほぼ物売りか宣伝
だから。
電話登録してある電話にしか出ない。
よっぽど大事な電話なら、もう一度かけてくるは
ず。悪いことを仕掛けるやつは2度とかけてこな
い。出ない電話は無言の返事でもある。

うっかり、出てリフォームだったりすると、「ど
こか、悪いところはないか」と必ず聞いてくる。
悪いところがあっても、「ありません」ときっぱ
り云って切る。

また、災害地の役場へ戻る。
「川が氾濫しそうだ」という報告は無視できない。

ついでにいろいろ尋ねる。職員は一人一人に答える。
そっけなくできない。それが地方なのだから。

電話でなく、いまはやりのラインとかはどうなのだ
ろうか。

SNSで注意すべきは、いい加減な情報やデマのたぐ
いに振り回されないこと。




災害に薄い京都市の年寄りは気楽にものを言ってい
る。
すんまへん。








気ままな 独り暮らし

2016-09-30 05:25:53 | 80はミステリーゾーン
独り暮らしが気にいっている。

包括センターから係りの人が先日訪れ、プリント
の質問をして、「なにかあったら、お知らせくだ
さい」と告げるとそそくさと次の老人宅へ向かっ
た。

生存調査で済むことをありがく思わなければ。

私の住む大型マンションには多くの超シニアがい
る。圧倒的に女性が多い。人口統計と違わない。

スーパーで奥さんの陰で荷物を持たされるシニア
を見て、この人奥さんがいるから生活できるんだ
な、と見てしまう。




カラオケ店に行って、フルート練習してきた。
気まま 一人暮らし。

レベル2の自動運転なんてなんや

2016-09-28 22:50:24 | 80はミステリーゾーン

今日も病院へ行った。雨がすごいので、乗りたく
ない車を走らせた。なぜ車がいやかと言うと、病
院が交通機関からやや離れているので、駐車場が
込む。雨が降っているとなおさら。

待ち時間、新聞を読む。
「やってきた自動運転時代」と大きな見出し。でも、
これは広告。普通の広告と違って記事が段数になっ
ている。内容は日産の新車販売。

自動運転の車が登場したのか、と一瞬思ったが、解
説のグラフではレベル2区分の自動車。
よくデモ運転でハンドルを握るわけでもないVTRのあ
れ。

レベル2とは「駐車アシスト」「踏み間違い衝突事故
防止」「ふらつき警報」「進入禁止標識検知」など。

ドライバーにとって、最低それだけは守れの段階では
ないか。

年寄りで云われる免許更新で返上基準のラインか。

グラフの説明ではまだ「ドライバーの責任」段階にレ
ベル2は位置する。

ドライバーがくるりと椅子を反転させ、後ろの座席の
同乗者と会話をしながら目的地へ行く。それが自動運
転の車ではないか。

レベル2はここまで開発が進んだか、まだまだの段階
か。ハンドルを握るわけでない、けったいな映像がい
つ過去のものになるか。
おれが生きている間に完成するか、と考えていると、
患者番号を知らせるアナウンスが聞こえた。

分からない話をわかる

2016-09-28 07:37:28 | 80はミステリーゾーン
「荷物転送」バイトに注意
勝手にスマホ契約 違約金請求

スマホをやってない私にはチンプンカンプン。
新聞に出る記事は大体「読める」つもりでも
理解できない内容にぶつかった。

理解できても、自民の情けない記事。
首相の所信表明演説中に、自民党議員たちが
立ち上がって拍手した。

どうやら、首相の話を盛り立てる下工作があ
った。

まるで、北朝鮮の動画ではないか。

28日の新聞記事は、ひっかかる世の中の動
向がみられて、海馬や前頭葉が忙しく働いた。

でも、主婦のバイトらしいスマホがからむ理
解不能の記事は、社会面で実態が出ていたの
で一面トップの解説に役立った。「荷物を転
送するだけ」の釣り文句にバイトを始めた主
婦。

勝手に個人情報が格安スマホの契約に使われ
ていた。

ここで、年寄りの頭の中に事態が知らされた。

ニュースを知ってもらうために細かく書くと、
余計な枝葉に惑わされ不可解の坩堝に落ちる。

「巧い話にご用心」
結論はこれだけでは身も蓋もないが。
でも、なにごとが起こってニュースになって
いるかだけは押さえておく必要がある、と年
寄りの判断。

そこへ行くと、自民総立ち拍手は分かりすぎ
て、川柳には。

斜め前 右手上げれば うりふたつ
よみがえる「兵隊さんのお陰です」

先生の言葉 すべて鵜呑みの 園児たち
これ私の一句。

胃カメラを飲んでくるか

2016-09-27 07:37:35 | 80はミステリーゾーン
先生の都合で、胃カメラの日が早くなった。
心にはいやだ、いやだがある。
もう何回受けても、いやなものはいや。

といっても、内視鏡室に入ると、モルモット
の気持ち(わからんが)になって従順に看護
師さんの指示に従う。

昨夜、病院の診察券が見当たらなくて、持ち
物から着衣にいたるまで、総点検したが見つ
からない。ほかの物の忘れ物は度々なので、
またか、ですむが、病院関係は困る。

行ってすぐに再発行してもらわないと、検査
が受けられない。

フルートもいただいたシューマンの曲がすご
く魅力的だが、私には難しい。

詰まるところをときほぐように練習しているが、
果たしてピアノとうまく行くか。

80を過ぎても、いや長生きすればするほど、
楽な道なし、と感じる。お遊びだが・・・

それは、ひょっとして癌かも

2016-09-26 12:42:34 | 80はミステリーゾーン
病院の検査より早くがんの予兆を見つけよ
う、が今回のテーマです。

国立がん妍から膵臓や、食道など12部位の
がん発見をどの時期で見つかったか、進行
度は?という調査結果が発表されました。
進行度は0期から4期まで。

0期以外の早期の1期で早く見つかったがん
は胃63%、肺40%、乳房39%、食道34%、
前立腺51%、子宮内膜70%などです。

がん発見のきっかけは、胃は調子が悪い、前
立腺はおしっこの出が悪い、乳房にしこりが
あるなど、まず自分で「おかしいなあ」と自
覚することから、精密検査へと足を運ばせま
す。

私の場合、腫瘍マーカーが上昇して食道がん
が見つかりました。胃がんの場合は一度胃が
んにかかったので、治療後も検査を続けた結
果、いずれも0期のがんを見つけました。

食道がんの場合、かすかな異変を放置したま
まだったら、3期ぐらいで発見されたでしょ
う。3期の友人は大手術のあと、間もなく死
にました。

私のように、がん経験者は自分なりに学習し
ているので、常にびくついています。

血液検査でAPSの値が高かった時は、すぐ前
立腺がんを疑って積極的に率先、検査、手術
を受け、肥大の結論にほっとしました。しか
し、前立腺切除は免れませんでした。

0期の胃がんも、全摘の判断を迫られました。

私に劣らず病院もがん予防には念が入ってま
す。胃がなくなったということは、以後胃が
んは発生しません。

がんにかかりたくない時はトカゲのしっぽ切り
のように病んだ部分を切り放す決心も迫られま
す。

4期まで「気が付かなかった」の一番多かった
筆頭は膵臓43%、肺32%。

でも、検査するまで分からなかったのでしょう
か。なにか、異変を感じているはずです。

変な咳が続いたりしたら、びびることなく医療
機関へ行きましょう。手遅れで死ぬのは避けた
いものです。



周りを観察するトコロジスト

2016-09-25 19:22:03 | 80はミステリーゾーン
トコロジスト?
聞いたことがない。

エコロジストは自然を学び、守る。
トコロジストは公園など身のまわりの自然をじっくり
観察する事だそうだ。
(天声人語から)

ゆっくり観察すると、小さな花を見つけ、生き物も発
見する。

ポケモン探しにキュウキュウしている大人の遊びより
よっぽどまし。

幼児の歩みに合わせるとアリの行列を目にする。
鳥の鳴く声に気づく。

ここは老人にも効用あり。

下を向いて、歩く。
ぜにが落ちてないか、なんてせこいことを考えずに
道路の具合を観察しよう。

私は溝蓋のでっぱりに足をひっかけ、転倒。危うく
頭を打つところだった。

どこに危険が隠れているか、トコロジストは歩く場
を観察しよう。

「アリの観察や」

別の意味で心配されるかも。

驚く、そしてほめる

2016-09-25 08:10:11 | 80はミステリーゾーン
歳を経ると驚き、感激の度合いが薄れるようで
す。私は困ったことと思います。

この間、妻の法事で女の子の孫がきれいになっ
ったのに気づいて思わず「**ちゃん、美人に
なったな」と大きな声で叫びました。

孫は秋に結婚します。子供と思っていたのが、
大人の女性に成長している。

「結婚するから」親たちも同じ思いでしょう。

孫がきれいになったことを、そのまま言葉にす
る。字にする。記者時代から続く私の表現方法
です。

その場にいた兄弟たちは驚きません。いつもの
ことだからです。

計算して言っているわけでなく、美しいものは
「美しい」「きれい」、料理は「うまい」「お
いしい」「上手」と声で表現すると一層きれい
さ、おいしいことが相手に伝わります。

身内のことをほめることを日本人は避けます。
恥ずかしいのでしょう。


私は子供や孫のいいところを、何のてらいもな
く褒めます。人にも。

妻は私より、表現が強かったらしくて、「こん
なこと」を言っていたと、13回忌で兄弟たち
が伝えていました。

「ほー」 私よりうわて。




胃カメラが苦手な方へ

2016-09-24 11:35:33 | 80はミステリーゾーン
食道の様子を診てもらうために、半年に一回
胃カメラをつまり内視鏡を飲み込んでいる。

これまでに何回受けたことか。しかしいまだ
胃カメラ検査は苦手である。

胃カメラが好きだとおっしゃる方はまずおる
まいと思うのだが、内視鏡で喉頭がんや食道
がん、胃がんの有無を調べるには、いまのと
ころ、これが決め手でもある。

だから、いやだといってるおじいさんは、引
きずってでも、病院へ行って調べてもらう方
がよい。

「げーげー」やるのではないか、という心配
持ち主に言いたい。

「げーげー」やるのは「いやだな」と身体が
拒否反応を起こしているから。

先に明かりが灯った蛇のような内視鏡は、グロ
テスクだが、逆に飲み込んでやるつもりで、受
け入れると、すっと入って行く。

カメラを入れる前に、内視鏡のカメラが鮮明
に写るように液体を紙コップ一杯のまされる。
これが実にまずい。

私はいつも「まずい」と言って文句を言う。

でも、改善はなし。

次に喉チンコに、麻酔の液体をスプレーで噴霧
される。

「たっぷり、吹き付けてね」と冗談をいう。

こういうと、看護師さんも笑顔になって、「ベ
ッドに横向きで寝てください」という。口から
カメラを入れる場合、穴の開いたマウスピース
をくわえさせられる。

カメラの先端が入ると、飲み込む要領で、あ、
その前に優秀な先生は口の中、咽頭部分をを入
念に調べる。
喉チンコは麻酔スプレーのお蔭でおとなしくカメ
ラを通す。

食道にカメラが入ってくると人間のくし刺し状態。

内視鏡から青い液体がぶっかけられなにかあると、
その部分が浮かび上がる。
怪しいと思うと、医師は一部を切り取り、後で精密
検査に回す。

私は胃がないから、食道を調べると終わり。
胃のある人は、続いてカメラが進んで行く。

がんは初期であれば、胃であれ食道であれ、のちに
大概は切除されてセーフ。事なきを得る。

胃カメラは気持ちのいいものではないが、生きるか
死ぬかの決め手になるので、いやがらんで、こわが
らんで受けなされ。