人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

良い音楽会でした ありがとうございました

2012-11-26 17:05:54 | 楽器
24日の土曜日はIさんご夫婦と私の3人が出るコンサートでした。
場所は宇治市のキリスト教会で、京阪・宇治駅の近くです。

季節は紅葉が真っ盛り。行く道の途中にリンゴの形をした紅葉に
出会いました。面白いでしょう。
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教会は舟の形が特徴です。内部が礼拝堂、舟形の建物はそのままの
形で天井をつくっており、他にも斬新な設計が見られます。
音響が良く、ここでプロの音楽家もよくコンサートを開いています。

さて、この日のコンサートはクリスマスを先取りした雰囲気を出し
ていました。H先生の2年余ぶりに開く発表会。

1,2部は生徒さん達の演奏。子ども達が懸命に歌い、ピアノを弾
く姿に、いつも暖かい気持ちに満たされます。つっかえて弾き直す
のは当たり前。

その中で、目に止まったのは、身体の不自由な妹を支えながら共に
歌うお兄さん(多分)。音符一つ一つに全身を傾ける。これが、音
楽です。感動しました。

私たちは2部の最後に出番がありました。
主役のIさんはぴしっと正装しています。
ただ、Iさんの奥さんの姿がありません。音楽会を前に入院されまし
た。残念なことでした。
私たちが演奏する曲は、「そこにあなたがいることは」と「千の風
になって」です。

しばらくブログを休んで自宅で練習しました。いい年をしたおじい
ちゃんが音を間違える訳にはいきません。かっこ悪いのです。

リハーサルで音がかすれたフルートが鳴りました。本番前にフルート
に息を吹きこみました。暖かくなった、楽器は機嫌を直してくれまし
た。その間、うるさくしました。ごめんなさい。
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この日、テニス仲間と新聞社の同僚だった友人が聞きに来てく
れました。口々に「進歩の跡がある」「2人の息が良く合ってた」と
感想をいってくれ、練習の成果のご褒美になりました。

3部は私たちの演奏にピアノで加わっていただいたゲストのH先生や
バリトンのK先生、そしてこの日の音楽会をプロデュースされたH先
生も美声を披露されました。

いい音楽会でした。

(プライバシーを守るため、演奏者の名前と顔は出しておりません。
悪しからず)


近づくコンサート、緊張するなあ

2012-11-17 04:32:25 | 楽器
先や先や思っていたコンサートが24日に迫った。聞く方ではなく、
発表する側。久しぶりに舞台に上がる。
先日、発表会を主宰するH先生からプログラムを頂いた。

あるある私の名前が。フルート独奏とある。
でも、私を誘ったIさん夫婦と3人で演奏する。

Iさんが歌い、Iさんの奥さんがピアノ、私がフルート。
演奏する曲は「そこにあなたがいてくださることは」と「千の風
になって」。YOU TUBEを見る「そこに」は合唱が多い。もちろ
ん一人で歌っているのもある。

歌の内容は題名のように「そこにあなたがいてくださることは、
なんとすばらしいことか、うれしいことか」を8分の12拍子で歌い
あげる。


穏やかな歌曲で、フルートが伴奏となり、間奏に彩りをつける。

実際に音を出してみると、やさしそうでこれがなかなか。私
にはリズムの取り方が下手で、いまだにH先生にも指摘される。
音楽の基礎がなってないから、苦労する。


コンサートはH先生が主宰する。子ども達も発表するが、プロ
グラムを見ると、黒人霊歌やミュージカルもあるので、大人の
生徒さんたちも出演するようだ。

皆、緊張しているのだろうな。

年寄りもいつも平穏を求める生き方をすると面白くない。なに
かに没頭し、緊張する一瞬を求めた方がよい。刺激があって身
体にも良いよ。ぼけないと思うよ。

当日は。
まあ、なんとかなるやろ。










君もか 

2012-11-13 04:52:45 | がん治療
新潟から帰ったら悲しい訃報が2通待っていた。一人
は大学の友人でm放送に務めていたkさん。

亡くなった日付を見て驚いた。1月に亡くなったI君と
1日違いでこの世を去っていた。まるで2人は示し合わ
せたかのように。

私を含め3人は金沢大学に入り社会学研究室で一緒に
なった。2人はよく私の寺に来てくれた。よく喫茶店
でクラシックに耳を傾けた。そしてあつく語りあっ
た。

3人は「3ダラーズ」と呼び合った。
だらとは、方言でアホという意味である。

I君の両親は繁華街の竪町で呉服店を営んでいた。酒
を飲んだあと店へ行くと母君からおにぎりをいただい
た。母君は辛口であった。「3人は悪友かな」

大学卒業後は、2人は創世記の民放界に入り、私はこ
れも学友の一人でS君の紹介でA新聞の記者になった。
新聞記者は思いもかけなかった世界だった。

I君はアナウンサーを経てH放送の重役になった。K君も
A放送の営業畑でそれぞれ出世した。

私は金沢へ転勤したことともあって、よくI君と酒を
飲んだ。道は違うが同じマスコミで働く者として、話
は尽きなかった。

K君の奥さんにお悔やみの電話をして死因を聞いた。10
年前から心臓、すい臓の病で苦しんでいたようだ。お墓
も建てていたそうだ。


もう一人、この世を去ったNさんは金沢二水高校で2年下の
後輩だ。

二水の同窓会関西支部をつくりませんかと誘ってくれた。
同志とともに1年間準備をして、二水の関西同窓会を立ち
上げ、私が初代、Nさんが2代目の会長を務めた。共に定
年後に重い仕事を完成させた。

私は1年間で、得がたき友3人を失った。衝撃は大きい。
いまから、たくさんある思い出をたぐりよせよう。

ありがとう、ありがとう。

心から冥福を祈る。

蕎麦を食べながらジャズが聞ける店

2012-11-11 00:40:52 | 日本海
十日町の松之山温泉で、「美人林」の素晴らしい光景に目を奪
われた。写真も撮った。
そして、薬効温泉にも入った。
あとは蕎麦を食べること。

温泉街入ったところに、「滝見屋」という蕎麦屋があった。なん
でも、蕎麦を食べながらジャズが聞けると店の前に書いてあ
った。

なになに、不思議な店ではないか。
店に入るとさほど広くない店先に椅子と大きなテーブルが
どんと置いてある。
そして、音響設備。
なんと、真空管が丸見えのアンプがあった。
店主に年代ものの正体を聞く。アンプにはサンスイの名が
見える。おお、懐かしい。
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でかいスピーカーは劇場用のもので、早速音を聞かせてもら
った。

cdだったが、いい音だ。
スピーカーがすぐ横で、ほかにお客さんがいたので、音量は
絞られる。

私がフルートを吹いているといったら、店主はフルートのcdに
換えてくれた。
すごくいい。
まるで、目の前に演奏者がいるみたいだ。
もちろん、かなりな腕のプロが吹いている。

音量をあげて聞いたらすごい音だろう。

中年の店主は話好きだ。車だったか、バイクだったか忘れたが
趣味も相当なものだ。

池の底に潜む”美人の足”を撮る方法とは

2012-11-09 00:44:33 | 日本海
十日町の「美人林」とはなんだろう。るるぶを見たが、さほど関心は
湧かなかった。

来て見て、整然と立つ樹木に目を見張った。
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なるほど、美人が並んでいる。
枝も無くすらりと伸びる幹をレディーの足に見立てたか。
なんだ、これは。

いいではないか。すぐにレンズのキャップをはずした。
池があった。
その”足”が池の底に”美人の足”が潜んでいる。
「わー、きれいだ」
思わず叫んだ。

手持ちでかしゃかしゃシャッターを切る。今のカメラは16gで、連射できる。
動かない対象にもかしゃかしゃやってしまう。
余り意味はないかも。

池の周りで、シニアが脚を立てて池に写る”美人の足”を撮っていた。
カメラにレリーズを付けて。
いやいや念にに入ったこと。

ひと通り”足”をカメラに収めると、先輩に話しかけた。
「水面の落ち葉にピントが取られてしまって、底に写る林がぼけるのでは
ないでしょうか」
これを愚問という。

フイルムカメラと違って、今のカメラはすぐに写りを確認できる。
シニアの答えにとまどった。
「私は絞って撮っています」

絞るとますます落ち葉が鮮明になるのでは。

話題を切り替えて、積雪時の林はどうなるのか。
紅葉時にはー
先輩はていねいにこたえてくれた。

昔、私は記者をしたので、人に近づくことはなんでもない。
しかもカメラをもっていれば、相手はそのように相対して
くれるものだ。あとは取材の要領で話を続ける。

さて、温泉だ。
ここは松之山温泉といって、開湯700年の、日本3大薬湯の郷と
銘うつ。
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入湯料400円、タオル代300円。しまったタオル忘れて来た。
3大薬湯とは、有馬、草津とここ。
泉質は塩化物イオンが豊富なのだ。いつまでもポカポカと暖かく、
消毒効果のホウ酸が多くやけどや切り傷に良いそうだ。
露店風呂に入って、デッキのチェアで日光浴ができた。
身体がぽかぽかしていてしばらく天日干しを楽しんだ。

つぎは評判の蕎麦を食べよう。

十日町の”美人林”に驚いた

2012-11-07 21:04:23 | 日本海
上越から1時間くらいで十日町市に行ける。音に聞く豪雪地帯。
3メートル、いやいや5,6メートルに及ぶ積雪量に我々は度肝を
抜かれる。

今は?
紅葉はどうなのか。

行きましょう。
国道253を十日町を目指す。

道は山岳地帯に入り、山は水彩画のように、いろいろな色彩が
加わって来て、やがて真っ赤な広葉樹がお出まし。
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この辺りは棚田がいたるところにあります。
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峠の見どころにアマチュアカメラマンが集まっていました。
さらに先へ進むと、”美人林”の看板が出てきました。指示に従って
その場所へ行くとー
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なんということでしょう。整然と並ぶブナ林でした。
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葉を付けた枝がないので、レッグのきれいな女性が並んでいるようでした。
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小さな池があったので、覗きこむと池の水に周りの木々が写って
います。
思わず息をのむ光景でした。
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高田公園テニスコートは秋色

2012-11-04 16:30:49 | ソフトテニス
富山の宇奈月温泉はにぎわっていたが、終日雨だった。紅葉も
今一つで、おまけに黒部では熊が出たとかで、結局トロッコに
乗っただけだった。同窓の皆さんは金沢へ帰ったが私は上越へ。

日本海は荒れていた。
強風がワンボックスカーを揺する。

上越へ来てからも雨続き。

ここへ来るたびにしなければならないことがある。
それは、歯の点検。今度も虫歯が1か所見つかった。
京都へ帰るのは、今週末になる。

日曜日、雨はあがった。久しぶりの晴れ間。秋空が美しい。
高田公園のテニスコートに向かう。コートは今では珍しい土
なのだ。
コートを取り巻く木々は色づいていたものの、本当の紅葉に
今一歩である。

練習時間に早かったが、クラブの会長さんはコート整備をし
ている。私も加わる。コートのラインを箒で掃くのも今では
懐かしい。散らばる落ち葉を拾う。

仲間たちが続々集まって来る。皆さん、健在であった。
挨拶もそこそこに乱打を始める。

練習時間は4時間だが、外での活動はこの日で終了と云う。

京都に比べて、場所やコート代の安さなど全てに恵まれているの
だが、外での活動は早くも終了となる。


黒部トロッコ鉄道は暖房付き

2012-11-02 18:30:32 | 旅行
10月31日に金沢二水高校時代の同窓会が富山・宇奈月であった。1学
年400人弱の卒業生のうち参加したのは66人。出席率2割は上々ではな
いか。ちなみに亡くなったのはこれも2割の67人であった。

そして、翌11月1日黒部峡谷トロッコ列車で、黒部の谷に出かけた。
トロッコ列車に乗るのは遥か昔のことなので、記憶にないが、当時は
ほんまのトロッコではなかったか。今は、13両編成で窓に囲われ暖房
付きの客車が半分ついている。

肝心の紅葉は今一つであった。
だから、トロッコ列車に話題を絞る。

トロッコ列車は宇奈月から欅平まで標高差300メートルまでを30分
かけて走る。電気機関車から客車にいたるまで本当に可愛らしい登山
電車だ。

電気機関車は2両連結である。

窓、暖房付きの客車。

これがトロッコ。防寒具が必要。料金にも差がある。



最後尾から全列車を見る。長い。

連結器。

ポイント。
最後尾の客車。

景色はー


黒部峡谷の紅葉はこれからでありました。