人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

題名で買った本

2015-08-31 09:10:59 | 80はミステリーゾーン
新聞の広告欄は記事と同じくらいの読み物が存在する。
書籍では朝日が数、内容ともに多いと聞く。

最近、題名につられて買った本がある。
 
  明日この世を
  去るとしても、
  今日の花に
  水をあげなさい

本のタイトルにしては文字数が長い。
だが、なんと魅力のある題名だろうか。

筆者は大学の病理学者である。

・人生は一周遅れぐらいがちょうどいい

「人生はゆとりをもって、品性を保ちながら走り続けることが大切」
と説明する。

病理学者という肩書をはずすと、お坊さん、文学者、小説家など文化
系の人が書いたものかと思う。

・所詮私たちには座布団一枚分の墓場しか残らない

となると、僧籍の方がおっしゃれば、「はい」とうなずきそう。

この本の魅力はなんといっても、題名にある。



これぞ お寺の仕事

2015-08-23 16:54:41 | 80はミステリーゾーン
療養の悩みを打ち明けましょう、と「いらしての会」を
毎月1回、金沢の弟が住職のお寺で開いている。

『いらして』とは、「また来てね、お会いしましょうね」
という土地の言葉。

住宅で介護を受ける住民や家族らが悩みを打ち明けられる
場をお寺が提供した。

私は、これはお寺に生まれた<生きた行事>と感じた。

介護とか、療養は家庭に重くのしかかっていて、
医療機関や介護制度だけでは、判断が難しい問題だろう。

どうしたらいいのか、訴えるだけでも解決の糸口になるだ
ろうし、気持ちの開放にもつながるかもしれない。

その場をお寺が提供している。


毎回、20人ほどの参加があり、地域包括支援センターやケ
アマネジャーの専門家らが出席しており、介護保険制度に
ついても意見が交わされたとのこと。

内容は7月16日の北国新聞に紹介されている。











がんと癌の違いはなんだ

2015-08-19 09:05:45 | 80はミステリーゾーン
知らなかったが、違いがあるらしい。

がんはほっといた方がいい、という意見の本を読んだ。

胃がん、食道がんが発見されたとき、いろんな本を読んだ。

著者の文章がうまいので、読み通すことができた。

血圧検査はほっといた方がよい、という本も読んだ。

こっちも、読みやすいので必要なところを拾い読みした。

著者の意見は納得したが、がんは放置しなかった。
病院で手術してもらい、予定通りのがん治療を経て、今日も生
きている。

血圧も毎日自分で調べて血圧手帳に結果を記入している。薬も
忘れずのんでいる。

がんに効くといって一切の動物性蛋白質を避けて、がりがりの
身体になって、抵抗力を失って、反って病気を深くしたという
話も聞いた。

人の話で、突飛なものには、沢山の人はついてこない。

そんなもんと違う?
 

不良老人のすすめ

2015-08-16 21:56:15 | 80はミステリーゾーン
テレビで「不良老人のすすめ」なるものをやって
いた。

定年退職後、波乗りやワイン、バイク、ピアノな
どなど、第2の人生を楽しもうという生き方。

至極、当然だ。

65歳まで働いたといっても、あと20年以上はある。

何をしてよいか、分からないようでは人生大事な部
分を捨てるようなものである。
家にごろごろいられては、奥さんも大変だ。


アドバイスをすると、まず、趣味。
定年になってなにか趣味をと思っても、見つけること
は困難。

若い頃なにかやっていなかったか。
ギター、ピアノなど楽器類。テニス、水泳、野球な
どスポーツ。私らの学生時代はダンスが多かった。

それら、経験したことを再出発すればよい。
第一経験したこと分かっているだけに、失敗は少ない。

ピアノなど楽器類はお勧めしない。
思ったより難しいという壁にぶつかる。

反復というすべてに共通する練習に音を上げる。

反復練習が出来なければ、上達は難しい。

やさしい曲でいいのなら、それでいいが。

テレビも「不良」といい加減なタイトルをつけているが、
人間として至極当然な人生の過ごし方に過ぎない。





[灰の水曜日」と呼ばれる日

2015-08-15 18:15:38 | 80はミステリーゾーン
曽野綾子さんの『人間の分際』を読んでいたら、
<死を考えることは前向きな姿勢>の項目があった。

そこに、

 私はカトリックの学校で育ったので、幼稚園の頃か
 ら、毎日、自分の臨終の時のために祈る癖をつけら
 れ、「灰の水曜日」と呼ばれる祝日には司祭の手で
 額に灰を塗られて、塵に還る人間の生涯を考えるよ
 うに言われました。


 シスターたちが、「この生涯はほんの短い旅にすぎ
 ません」と言うのも度々聞いたことがあります。

 そういう教育を受けたことは、このうえない贅沢だ
 ったと思っています。
           と書いてありました。


これを風呂に入り、半身浴をしながら読んでいます。


   ・・・・・・・・脳細胞に新たな資料と知性

孫の数だけ布団を残す

2015-08-15 17:27:36 | 80はミステリーゾーン
「盆に二家族が来て、大変やった」

金沢の友にご機嫌伺いの電話をしたら、そう
いってました。


私の家にも、新潟から娘一家がやってきまし
た。入院見舞いが目的で、元気でいれば、な
にかと世話することがあったでしょう。


80を機会に、家の中の整理に本腰を入れて
いますが、とくに食器類、衣類、寝具などは
だいぶ整理できました。

しかし、孫たちが寝る布団は最低限おいてあ
ります。いまどき、夏だからごろ寝というわ
けにはいきません。

この夏はとりわけ猛暑の京都です。

エアコンがなければ生きられない。
そのエアコンが老朽化で変えなくてはならな
くなり、急きょ取換たのですが、彼らが去っ
た後の工事となり、少々暑い思いをさせまし
た。



孫が成人になるまで、お盆は民族の移動現象
があるのでしょうね、

今日から帰りの新幹線は満員で、高速道路は
帰りの車で長蛇の列が続いていると、テレビ
が報じています。

ひどいなあ!! 

2015-08-12 14:12:52 | 80はミステリーゾーン
病棟のエレベーターでいったんしまった
扉がまた空いた。

すると最後に入った年寄りが「開けたら
あかん」と叫んだ。

自分が降りる際にも悪態をつく。

「私開けてへん。外からボタン押すから
すぐあいた」

可愛そうに、エレベーターガールの役を
していた女性に、安息を必要とする病棟
のエレベーターでなんという老人。





スーパーマーケットで。

棚の奥からせっかく並べられた品物を引
きずりだす。

生魚を指で押す。

大抵は中年以上の女性。




男性の局部をちょん切った男がいた。

神様が作った作品で最高傑作は人間だろう。

骨、筋肉、神経、皮膚、心臓、肝臓など各
臓器。

中でも、血液なんかすごい発明であろう。
100年分のノーベル賞ものだろう。

前立腺肥大の手術を受けた時、下半身につ
いて全く無知であったことを恥じた。

生殖と排泄の器官を一つにまとめたレイア
ウトは言うことなし。

その大事な器官をハサミで切る。
なんということをする。










病院に入っていました

2015-08-10 22:13:19 | 80はミステリーゾーン
80はミステリーゾーンですから、
病は常に身近にあります。

幸い命に係わる病症ではありません
ので,寿命はつながっています。


病院での治療はほぼ完璧です。
求められる承諾書や誓約の類は多く
て、万一じゃないけれど10に一つ
の例も危険な例として説明されます。


いまのところ、病院で死ぬことはま
ずない。早期発見、早期治療をすれ
ばでの、話です。


なんにしても手遅れにならないよう
病気にびくついていたら、まず大丈
夫でしょう。

酷暑の中で壁打ちは暴挙?

2015-08-04 08:16:53 | 80はミステリーゾーン
今日も京都は37度を予想しています。
車を走らせると、救急車が交差点を駆け抜けます。
熱中症の患者を運ぶのでしょうか。

私が判断に苦しむのは、家の中での熱中症があると
いうことです。
屋根の下にいたらもう逃げようではないですか。

あえてコートへ出かけ壁打ちをしてきました。
暑い時に熱い場所に身を置くことも、一興です。

なに、コートの上は案外風があって、涼しい時もあ
るのです。肌にくらいつく太陽からの直射光も、生き
ている実感。

これで、ボールを打つともっと身体が熱くなるかと
いうと、逆にすっきりしてきます。

汗はかいてもすぐに乾きます。

2,30分ボールを打ってから引き揚げました。
ここらが限度にした方が良いと判断しました。

35度以上で、運動するのは危険といいますが、人に
よります。


昔、コートでがんがんボールを打っていた人間は暑
さで倒れることはまずありません。

体感温度が普通の人に比べてら、かなり高いのです。