急がない引っ越し

６月１４日に、京都から上越
市へ引っ越す。

行ったからと言って、目的ほ
とんどなし。だから急がない。

いま、老人らしいくたびれは
きているが、命に関わる病い
はみられない。

ちんたら、生き延びる予想が
当たるかもね。

スポーツはするよ。

テニス、吹矢、トレーニング。
この中で、吹矢だけ家の中で
出来る。誤嚥性肺炎を防げた
らいい。

今日も打ちっぱなしのテニス
へ行ったが、上越にないから、
どうしよう。

毎日、接骨院でトレーニング
を続けた。

接骨院では私のいなくなる日
の秒読みが始まった。

「２０年以上、通わはった」
と受付のおばちゃん。

トレーニングは「しないより
まし」と思っているが、しな
いと、ガタがきそう。

ブログは続ける。
京都のような名所はほとんど
ないところ。
冬は雪がいやというほど降る。
金沢の比ではない。

なにかあるだろう。

「石の上にも３年」

近頃、入社３年で辞める人
が３割とか。

選んだ会社が気にいらない。
いろいろあるんだろうけれ
ど不幸だね。

次に別の勤め口へ行ったら、
もっと気にいらなかった、
その次は。

これとは別にただ何となく、
居続けるケースもあるので
は。

私は、全国紙を卒業してか
地方の小新聞へ行ったが、
驚きの連続だった。

「へー、これも新聞社か」


言えることは、いやなとこ
ろはさっさとやめるべし。

ただし結婚と同じで、いい
会社を求めるうち、どんど
ん年とっちゃうよ。

同じテーマで新聞の特集し
ていたけれど、どれも参考
にならなかったなあ。

一発で捨てられない

老人の引っ越しは大変だ。

わずか６６平米の３ｌｄｋの
マンションだが、リフォーム
し、収納を広くしたもんだ
から、写真や資料がヤマとあ
った。

新聞社は違うが、わたしのお
じさんはカメラマンだった。
おじさんは残した写真を始末
することなく亡くなったもの
だから、あとが大変だったと
従兄弟から聞いた。

私は新聞社退職後、奈良の新
聞社や神戸の女子大などで新
聞づくりをしていたので、そ
れらの資料をごっそりため込
んでいた。

えいやーと捨てたら一発だろ
うが、本人はそうはいかない。
他人からみればごみに見えて
も本人には宝の山にも見える。

一つ一つ、時を遡って整理して
いった。

目は治った、次は

ある日突然突然目に液体が
溜まる病気に驚く。

１週間過ぎて、眼科の薬で
今は前に戻った。その間、
ネットでいろいろ調べると、
知らなかった目の仕組みな
どを勉強した。

身体については、次から次
へと新しい病が訪れてくれ
る。その度に、市販薬をた
めしてみたり、よっぽど、
気になる場合医者に行った
りしていた。

年を取ると次々現れる小さ
な病はしばらくほっておく
治るものが多い。

それが、がんにつながらな
かったら、あわてて医者に
駆け込むことはないと思う。
しかし、気が小さい老人は
ばたばたと原因を探ろうと
する。

まあ、ええやんか。

「ケ・セラ・セラ」と

ドリス・デイさんが亡く
なったことについて、天
声人語氏が書いている。

４度の結婚が破局に終わ
るなど、彼女は波乱の人
生を歩んだ、だと。

歌でいうところの、「人
生なるようにかならない」
と彼女は天国でつぶやい
ているのだろうか。

一方、新聞の別冊では
「人生やり直したい？」
と尋ねている。

結果６７％が「はい」と
答えている。

理由。「勉強の仕方」が
一番多かった。

分かるなあ。私もおんな
じ。３案番目に「恋愛」
そして「子育て」「結婚」
「病気」・・・

やりなおしても結局は同じ。
と答えた人がいる。

私の意見はレールが敷かれ
ている。どうもがいてもお
釈迦様の手のうち、でした。

目がおかしい

１週間前、突然右目の真ん中に
黒い影が現れた。

翌日、眼科のクリニックへ行っ
た。

視力検査表で、例の穴の開いた
ところを答えようとしても、ぼ
やけているので当たらない。

眼鏡を更新したばかりだった。

診察の結果、医師が告げた病名
は「ふしゅ」だった。
「浮腫？」
網膜症で、網膜が水で浮き上が
っているのだそうだ。家へ帰っ
て、ｐｓで調べると「中心性漿
液性脈絡網膜症」なる病名にぶ
つかった。

口をもごもごさせながら覚えよ
うとしたが・・・。

２０～５0代の人がかかるケース
が多く、原因にストレスがあげ
られるという。

京都からの移転を決意したが、
ストレスになっていたか。

「僕の図書館」

朝日新聞の10日夕刊トップは
「僕の図書館」だった。
小学５年生の男の子が自宅前
にこしらえた小さな手作りの
図書館の話だ。

こういう記事は、昨日の大津
での子供たちが遭遇した痛ま
しい交通事故と違って、記者
が掘り起こした「街だね」だ。

こんなニュースは普通地方版
で取り上げるが、夕刊のトッ
プにもってきたので、少しは
ほっとするような気持ちにな
った人も多いはず。

「自由に借りてね。だけど必ず
返して。お願いします。」との
張り紙が貼ってある。

昨年３月、50冊を貸し出した。
献本する人もいて、本が増える
こともあるそう。

お母さんは「ゼロから何かを作
りあげるのは貴重な体験」と期
待している。

元日並みの参詣

こんな日を五月晴れという
のだろうな。

自転車を押して稲荷さんへ
行った。なんと道も境内も
人でいっぱい。





境内はお正月並みの入れ込み。
違うのは夏なみの暑さか。

山へ行く。甘酒店へ寄る。
冷たい甘酒だった。

しばらくは来ないだろうな。