人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

「亡き人との再会」

2013-09-08 20:53:55 | 番組を推薦する

タイトルのtv番組をnhkが放送した。

愛する家族が津波で亡くなった。ひと目でも会いたいと願って

いる人は多いと思う。それが、目の前にいたのです。という内

容。そんなばかな、という人は家族を不慮の事故でなくしたこと

のない人が思うことだろう。

お子さんを亡くしてから立ち上がれないお母さん。夢の中でお子

さんが 笑っていた。

妻と小さな二人の幼子を失った。幼子は知らない女の子に手を

ひかれていた。幼子も笑っていた。

幼児は二年以上育っていた。

この父親は今、子供たちが集まる場所でボランティアで子供

たちと一緒に遊んでいる。

 

亡くなった家族が出て来たのは夢なのか、幻なのか。

そんなことより、嘆く母や父が早く立ちあがれるかどうかが

大事ではないかと、tvを見ながら思った。


フォレスタの「ゴンドラの唄」

2012-02-28 10:55:20 | 番組を推薦する
スポーツ吹矢の仲間で「ゴンドラの唄」が好き、
という奥様がいます。

「いーのち、みじかし♪、のあれ?」と問いなおし
た。古い、ふるーい歌です。

27日夜のbs日本で、コーラスのFORESTAが、「ゴン
ドラ・・」を歌っているではないか。

FORESTAは男性6人、女性5人のコーラスグループです。
私がテレビでその存在を知ったのは最近です。

なんときれいな歌声でしょう。テレビの番組で大好き
な時間となっています。
日本の歌を、流行歌を歌っています。
テノール、ソプラノなど正統派の堂々とした歌いかた
は、参考になること大です。
で、私もテレビと一緒に歌っています。

「ゴンドラ」のほか、この夜のプログラムは「船頭小唄」
「波浮の港」「丘を越えて」「青い背広」「酒は涙か溜息
か」「影を慕いて」「蘇州夜曲」「別れのブルース」な
ど。

これらの唄を全部歌える人は年齢が知れます。
「別れのブルース」は淡谷のり子の歌ですが、コーラス
で聞くと「こんなにいい曲だったの?」とテレビに向か
って問いなおしたりしました。あの世の淡谷さん、失礼。

「別れのブルース」以外でも有名歌手の持ち歌が全く新
しいものに生まれ変わったようです。

早速、ネットでFORESTAのDVDを買いました。
もちろん、「ゴンドラの唄」も入っています。

SL「復活」は面白かった

2011-07-16 23:04:16 | 番組を推薦する
16日夜、NHKが放映した「復活」は、ぼろぼろの
展示SLを動かすのに、1年をかけたドキュメン
タリーだった。SLファンならずとも、興味十分、
驚いたり、感心したり。

展示物のSLは、表面は磨かれており、簡単に復
活できそうであった。

ところが、分解するといたるところ、さびだらけ。
さびを落とし、穴をふさぐなどして修理は大がか
りなものになった。

SL1台造るのに、2万点もの部品が必要とある。
残っている部品を一つ一つ生かしながら、職人たち
の努力が続く。

「難しい、難しい」といいながら、職人たちは楽
しそうだった。

そりゃそうだろう。模型作りでも大勢のファンが
いる。それを本物を再建するのだから、リニアも
夢なら、鉄道マンにとって、SLはロマンだろう。

京都に博物館があり、SLは何台か動態保存され
ている。場所によっては走っている現役もある。

山田洋次監督が撮るのドキュメンタリーだから、
復活までの作業は観る者を飽きさせない。

SLの動く仕組みも、素人にも分かるように説明
されている。

おんぼろSLがぴかぴかに生まれ変わり、試運転
で走り出すと、「よかったなあ」と思わず腰を浮
かせた。

吉永小百合のナレーション、「SLは人類の文
化遺産」との説明は妙に納得がいった。

最近増えている鉄子さん達は感想いかがでしたか。

「名曲探偵アマデウス」良くできている

2011-03-01 21:45:41 | 番組を推薦する
NHKの番組で、うまく作っているなと感心するのが「名曲探偵
アマデウス」。私の浅い音楽の知識を埋めてくれて、そして面白い。

好きな曲は沢山あるが、なぜこの曲が好きなのかよく分からない。
「いいからいい」「好きだから」だと。

もし、コンサートに行かれるならこの番組を聞いてから会場へ
足を向けられるがよろしかろう。

1日に聞いたモーツアルトの「ピアノ協奏曲20番」は好きな曲の
一つであった。モーツアルトの協奏曲はどれもメロディーが美しい。

ただ、20番は最初聞く人に不安を与えるのだという。それまで、と違う
方向に当時の人たちは驚いたらしい。

でも、第1楽章第2のメロディーはこの曲の色であり大変きれいである。
メロディーは3回出てくるが、みな仕掛けが違うのだそうだ。これをN教
授がピアノで解説する。

さらに、5線譜で説明するのが、番組の大サービスなのだ。

音符というと、尻込みする人がいるかと思うが、そんなに難しくない。
音程が上がったり、下がったりが分かれば良い。

番組を引っ張って行くのは、所長の天出臼夫(筧利夫)と助手の響
カノン(黒川芽以)だ。探偵局に現れるのが、テーマ曲と悩みを持ちこむ
客人で、毎回役者が違う。

探偵は客の悩みとテーマ曲の本質を解き明かしながら、客の持つ問題の
解決策を見出す。

コミカルに出来ているから、楽に見られるし、主役と客との会話も面白い。
演奏するオーケストラはNHK交響楽団だし、指揮者や演奏者も一流だ。

これは、損をしない番組である。